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「あのときのオトンはこんな気持ちだったんだな」 海水浴帰りの運転席で父の気持ちを理解できた思い出漫画

大変な運転中にも、何かしらの幸せはあったはず。

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 自分が親になって初めて理解した、かつての父の気持ちを、海水浴の思い出を通して語る漫画が心あたたまると好評です。作者は漫画家のヒヅメ(@hizumedex)さん。


アイキャッチ 帰りの運転中、気を張りながら父は何を思っていたのか


 ヒヅメさんが子どものころ、家族で行った海水浴の帰り道のこと。高速道路が大渋滞で、夕方前には出発したのに、22時になってもまだ抜けられそうにありません。


1P

 家族が遊び疲れて眠るなか、1人で気を張り運転する父親。その様子を見ながら、ヒヅメさんは子どもながらに「父親も大変だな」と思っていたそうです。


2P

 そして20年余の歳月が流れ、今ではヒヅメさんがお父さん。ある夏に親戚一同で海水浴へ行くことになり、かつての父と同じように妻子を乗せて運転します。


3P

 初日は民宿で一泊し、夜は子どもをヒザに乗せて家族麻雀。2日目はたくさん海で遊び、旅を満喫します。


4P

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰りの車を運転するヒヅメさん。大渋滞でなかなか進めず、振り返った先には眠りこける家族――目の前の光景から20数年前の出来事を思い出し、「おとんもこういう気持ちで運転してたんだな」と、父の思いを今になって理解するのでした。

 “父の思い”とは何だったのか、漫画は多くを語りません。ただ、最後にヒヅメさんが見せたほほえみが、全てを物語っているように思えます。



作品提供:ヒヅメ(@hizumedex)さん


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