1歳の娘を育てているむろ(@mam66ii)さんがTwitterに投稿した漫画「親になったんだなって、実感する瞬間の話」に共感が集まっています。
カボチャが好きなむろさんのために、カボチャの甘煮をよく作ってくれていたというむろさんの母。少し固くて甘みのない皮を残すむろさんに、母は「皮にも栄養があるのよ」と言いながらも、皮の部分ばかりを食べてくれていたそうです。
大人になり、家庭を持ち、娘を出産したむろさんは、娘の離乳食のためにカボチャを蒸すように。娘は“あのときの私”のようにカボチャの皮を残し、むろさんは“あのときの母”のように皮の部分ばかり食べます。
娘に初めてのスイカをあげたときもそう。「ほら、一番おいしいとこだぞ」と収穫したスイカの甘いところをカットしてくれた“あのときの父”のように、むろさんは娘に「おいしいとこ、あげるね」と甘みの強い真ん中の部分をカットしてあげます。
“一番おいしいところをもらっていた”むろさんは、夫と出会ったことで“一番を分け合う”ことを知り、娘が生まれたことで“一番おいしいところをあげる”親になりました。むろさんは、親が当たり前にしてくれていた事が愛にあふれていたことを、日々の何気ないシーンの中に感じ、胸の奥がむずがゆくなったといいます。
また、むろさんは「一人暮らししてから、少しずつ親のありがたみを痛感していって、親になってその圧倒的な凄さを爆発的に感じた」「娘が可愛くて愛しいって思う度にね、親も私をこんな風に思ってたんだなって、2倍も3倍も、何十倍も優しい気持ちになれるの」と思いをしたためています。
投稿に対しTwitterには「胸が熱くなり、涙が出てきました」「じんわり心があったかくなりました」といった共感のコメントが続々。感謝や心の変化に気付く瞬間は、こうした小さな思い出や出来事の中にあるのかもしれません。
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