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富山駅「ますのすし(二重)」(2900円)〜「駅弁の通信販売」を楽しもう! 我が家で旅気分!(vol.8「源」編)

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ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年5月26日)

駅弁
E7系新幹線電車「かがやき」、北陸新幹線・富山〜新高岡間(2018年撮影)

立山連峰をバックに、富山駅を発車した北陸新幹線「かがやき」が、神通川を渡って終着・金沢へ向け、スピードを上げて行きます。

北陸新幹線では、富山〜金沢間で運行される「つるぎ」で一部列車が運休している他、停車駅の間隔が長い全車指定の「かがやき」では、5月28日以降の列車で、普通車が定員の約6割、グリーン車が5割程度を上限に販売されています。(※2020年9月までの臨時列車運転計画と指定席発売について

駅弁
源ウェブサイト

とはいえ、首都圏からの長距離移動は、まだまだ厳しいものと思われます。

だからこそ、「通信販売」で都市部にいながら、駅弁屋さんの応援をしたいもの。

「駅弁の通信販売を楽しもう!」シリーズ、「松阪」「新神戸」「新津」「加賀温泉」「長万部」「有田」「西都城」に続く第8弾は、富山駅弁の「」に注目します。

ウェブサイトのトップページにも、名物駅弁「ますのすし」が見えますね!

駅弁
源ウェブサイト

「源」のウェブサイト・トップページには、「online shop」と書かれた赤いバナーがあります。

パソコンは右上、スマホはトップ画面下に表示されますので、これをクリック(タップ)。

すると、オンラインショップのページが表示され、人気商品・おすすめ商品が4種類ほど、ピックアップされていて、わかりやすくなっています。

詳しい商品ラインアップを見るには、「カテゴリ」のなかから気になるジャンルを選びます。

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源ウェブサイト

まずは、「ますのすし」をチェック!

最もベーシックな「ますのすし(一重)」に始まり、「ますのすし(二重)」、「特選ますのすし」、「ますのすし(小丸)」まで、4つの「ますのすし」が登場します。

巣ごもり生活中の今回は、いつもはなかなか購入するタイミングがなかった「ますのすし(二重)」(2900円)を“カートに入れ”て、“人との接触8割減”に貢献することにしましょう。

駅弁
源ウェブサイト

全て注文が終わったら「カートを見る」で商品を確認し、「会計」バナーでレジに進みます。

支払方法は、「クレジットカード」「代金引換(自宅のみ)」の2択です。

クレジットでは情報入力の際、バック画面がグレーになりますが、そのまま続けて大丈夫。

続けて、氏名・住所・電話番号などの注文者情報を入力、配送先・日時などを指定して、注文を確定させ、「ご注文を承りました」の文字が表示されたら、注文完了です!

駅弁
源から届いた宅配便

注文から中3日、源のロゴが入った段ボールが宅配便で到着しました。

首都圏の駅弁売店にも、「源」の駅弁が搬入されている風景をときどき見かけますが、ロゴ入りの段ボールで届くと、我が家がプチ駅弁売店になったような気分になれますね。

「源」からの宅配便は、「常温」。

「ますのすし」は20℃前後での保管が推奨されていますので、常温で全く問題ありません。

駅弁
ますのすし(二重)
駅弁
ますのすし(二重)

今回ご紹介する「ますのすし(二重)」は、文字通り2食分の「ますのすし」が1つのパッケージに入っているバージョン。

見た目は、通常の「一重」と同じように見えますが、サイドから見ると、少し厚くなっており、手に取ると、ずしりとした重みを感じることができます。

2人でいただいてもよし、2回に分けていただいてもいいですね。

駅弁
ますのすし(二重)
駅弁
ますのすし(二重)

富山の薬に由来する曲げ物にかかった「源」オリジナルのゴムを外して、ふたを開けると、いい香りと共に、笹の葉のなかから鮮やかな「ますのすし」が現れ、さらにその下からもう1つ、笹に包まれた「ますのすし」が現れて、「二重」になっています。

“新しい生活様式”では、食卓で1つの器を複数の人で一緒にいただくことが厳しくなると予想されますから、予め2つに分かれていることは、とても有難いことかもしれません。

駅弁
E7系新幹線電車「はくたか」、北陸新幹線・富山〜新高岡間(2018年撮影)

明治時代から100年以上にわたって、“テイクアウト”を続けている「駅弁」。

以前、「源社長にお話を伺った際」も、この100年続いている背景にあるものとして、「安心」と「安全」というキーワードを挙げておられました。

厳しい経済状況のなか、新たにテイクアウトを始めるお店も少なくありませんが、段々と夏が近づいてくる時期、安心と安全を守り続ける「駅弁の技」にも注目したいところです。

連載情報

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ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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