注目パソコン「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」と、紙の本(book)を大真面目にレビューしてみた
機械オンチのライターに、大胆にもパソコンと紙のbookを比べてもらいました。(Sponsored by レノボ・ジャパン)
こんにちは、フリーライターの少年Bです。今回ねとらぼ編集部から、Lenovoが6月に出した新型パソコン<IdeaPad Duet Chromebook>のレビューをして欲しいと依頼がありました。何でも、OfficeなどのソフトはもちろんAndroidのアプリも使えて動作もサクサク快適。キーボードを外してタブレットのようにも使える「2-in-1モデル」でバッテリーの持ちもいい。つまり、「スマホのように便利でコスパもいいパソコン」なんだそうです。へぇー! すっごーい!!
とは言え、わたしは重度の機械オンチ。今どきのライターにしては珍しくデスクトップ派です。タブレット端末もほとんど触ったことないんですよね……編集部、仕事を頼む相手を間違えてませんか?
そんなわけで、専門的なことはまったくわからないままにレビューをすることになっちゃったのですが、Chromebookというからにはbook、つまり本の一種でしょう。そこで、今回は紙の本(book)と比較してみることにしました!
IdeaPad Duet Chromebookってどんなパソコン?
さっそく我が家に届いたIdeaPad Duet Chromebook。そういえばねとらぼの運営元はITmediaといいます。ちょっと似てますね。(編集部注:そうでしょうか……?)
いったいどんなマシンなのかな〜? ワクワク! と期待しながら開封したところ……薄っ!! なんですかこの薄さは。0.01ミリくらいしかないじゃん!(編集部注:ライター個人の感想です。実際の厚さはタブレット本体部分のみで7.35ミリです)
でも、箱の厚みはこんなにあるのに、上げ底にもほどがありません??? なんだこれは! 詐欺じゃないか!! ……なんてつい憤ってしまったんですが、お弁当じゃないんだから値段と内容量の比率で判断するのは間違ってましたね。お弁当が上げ底だったら悲しいけど、パソコンは薄ければ薄いほど持ち運びもしやすいから嬉しい。これはパソコンがお弁当とは全く異なる点です。
あとそれから、下にちゃんとキーボードやコード類が入っていました。先ほど取り出した薄いのはタブレット本体のみだったようです。早とちりはよくないですね。
タブレット本体、キーボード、マグネットカバーにコード類がセットになっています。一人用の折り畳みローテーブルに収まるコンパクトさです。すごい。
事前情報として「薄くて軽い」とは聞いていたんですが、薄くて軽いだけじゃなく、動きも軽くて快適です。電源を押してわずか数秒で立ち上がるし、キーボードも押しやすくて反応も早い。ふだんは5年前に買った重いデスクトップのパソコンで記事を書いているので、これはめちゃめちゃうれしいですね……! 5年経つとこうも変わるのか〜!
付属のキーボードもめちゃめちゃ打ちやすくていいですね……! 「いろいろ触ってみよう!」と思ってTwitterに繋げてみたのですが、あまりの快適さに気付いたら2時間が経っていました。あれ、おかしい。レビューをするはずだったんだけどな……。(編集部注:少年BさんはTwitter廃人です)
好きな本をご紹介します
IdeaPad Duet Chromebookと比較する紙のbookはなにがいいでしょう。へたな本では勝負にならないはず。そこで、今回はわたしの好きな本代表として、図書館から「怪盗ルパン」シリーズを10冊借りてきました。
アルセーヌ・ルパン、かっこいいですよね。わたしも子どものころは「名探偵ホームズ」シリーズとともに、胸を躍らせて読み漁っていました。
わたしはガニマール警部の一手先を読んで、捕まる寸前にするりと姿を消し、最後に皮肉のきいた手紙を送ってよこすシーンが好きなんですが、そうそう、「ルパン対ホームズ」なんて、あの2大スターが共演する話もありましたね……!
25年ぶりに読みましたが、やはり名作は色褪せません。1冊読むとついつい次へ、また次へ……と手が伸びてしまうんですよね。あっという間に夜になってしまいました。ルパン、最高〜!!
IdeaPad Duet Chromebook VS 紙のbook、5番勝負!
というわけで、IdeaPad Duet Chromebookと紙のbookを比較してみましょう。どちらも絵や文章が楽しめますが五感に訴えかけてくるのはどちらでしょうか。
紙のbook(本)の魅力はなんと言っても、自分の手でページをめくるワクワク感です。次のページでルパンはどんな活躍をするのか? 胸が高鳴ります。ハードカバーの厚み、紙の質感……視覚だけでなく、触覚でも楽しめるのが紙のbookのいいところです。
一方、IdeaPad Duet Chromebookでも本を読むことができます。
Kindleを使えば200万冊以上の本を読み放題! ルパンの孫の活躍だっていくらでも読めてしまいます。さらに、インターネットにつなげば、ありとあらゆる絵や文章が読み放題! もちろんこの記事だって見られます。
ただ、ページをめくるために指を触れてはいるものの、質感は薄いと言えるでしょう。しかし、IdeaPad Duet Chromebookでは聴覚でも楽しむことができます。
YouTubeではさまざまな動画を見ることができます。中には「本の読み聞かせ動画」なんかもありますよ。手触りでは劣るものの、耳でも楽しめるのがIdeaPad Duet Chromebookのいいところ。この点は互角でしょうか。
五感に訴えかける対決→引き分け!
- どちらにもいいところがありますよね
重さで比べてみました
続いては重さを比べてみましょう。IdeaPad Duet Chromebookの質量はなんと約 920g(※キーボードとスタンドカバー装着時)。コンパクトで軽いため、どこにも手軽に持って行くことができます。
一方、紙のbook。今回借りたルパンシリーズの重量は10冊で4.9キロでした。ほぼ米と同じ重さ。家で読む分にはいいけど、外出先で読むのはちょっと厳しいですね……。
ルパンシリーズは名著で読み応えがあるのですが、そのぶんどうしても重量がかさんでしまうのがつらいところ。当初は全20巻すべてを借りようと思ったのですが、あまりの重さに持ち帰りを断念し、半分の10冊にしたという経緯があります。
ちなみに家には計りがないため、「本を持ちながら体重計に乗る」というあまりにもアナログすぎる方式で重さを計測しました。
もちろん、世の中にはいわゆる「薄い本」というものもありますが、そのぶんページ数は控えめ。1ページあたりの軽量さで言えば、IdeaPad Duet Chromebookの圧勝と言えます。
重さ対決→IdeaPad Duet Chromebookの勝利!
- どこへでも手軽に持ち歩ける軽さなのはうれしい!
IdeaPad Duet Chromebookはさまざまなアプリが使える
機能でも勝負をしてみましょう。「ルパン」シリーズはすばらしい冒険活劇のエンターテイメントものですが、ビジネスには向きません。本にはその本ごとのストーリーや役割があり、それは他の本で代替できるようなものではありません。
(編集部注:ニッチすぎる。少年Bさんはぶどうガチ勢です)
一方、IdeaPad Duet Chromebookは1台でさまざまな本や記事が読めるほか、Google Playの多彩なアプリやOfficeにも対応。これ1台でどんな役割も果たせます。
もちろん、紙でなければ読めない文章というものもありますが、ひとつで多くの機能を使えるという点ではIdeaPad Duet Chromebookの勝利と言えるでしょう。
多機能対決→IdeaPad Duet Chromebookの勝利!
- 幅広く使えて便利!
変形・合体! くっつけて楽しい
続いてはメカニズムで対決してみましょう。IdeaPad Duet Chromebookはノートパソコンですが……。
付属のキーボードとマグネットカバーは取り外しもでき、タブレット端末としても使うことができます。このようにタブレットとしてもノートパソコンとしても使える機種のことを「2-in-1モデル」って言うらしいですよ。はじめて知った〜!
なお、キーボードやマグネットカバーは近づけると磁力で「ピタッ!」っとくっつくようになっています。「2-in-1」モデルがはじめてというのもあり、「ピタッ!」が楽しくて何度もくっつけたり外したりして遊んでいました。すげぇ! 楽しい〜! あっ、すみません。そんな目で見ないで……!
一般的に、紙のbookにはこのような機能はありません。変形する本、あってもちょっとびっくりしちゃいますもんね(個人的には見てみたい)。ということで、この対決はIdeaPad Duet Chromebookの勝利!
メカニズム対決→IdeaPad Duet Chromebookの勝利!
- 合体とか変形って、ついついうれしくなっちゃいますよね!
子どもの心を掴めるのは……?
最後に子どもの心をどれだけ掴めるか、という点でも勝負をしてみたいと思います。子どもの心を掴むのはもちろんルパン! 大胆不敵な大泥棒ですが、義賊の心も持ち合わせており、女性や子どもには優しいという紳士的な一面もあり、怪盗紳士と呼ばれています。かっこいいですよね!
……と言いたいところですが、IdeaPad Duet Chromebookを使えばYouTubeでさまざまな番組が見れちゃうんですよね。NHKの子ども番組からヒーロー戦隊、アイドルのミュージックビデオにドラマまで。これはすごい。めっちゃ便利じゃないですか。
ううーん、そう考えると男女問わず、幅広い年齢層の子どもの心を掴めるのは、IdeaPad Duet Chromebookなのではないでしょうか。字が読めなくても、漢字がわからなくても楽しめるってのはすごいですよね。
子どもの心を掴めるか対決→IdeaPad Duet Chromebookの勝利!
- 小説が読めるようになったらぜひルパンも読んでね! おもしろいよ!
IdeaPad Duet Chromebook、すっげぇ〜〜〜!
というわけで、IdeaPad Duet Chromebookと紙のbookの5番勝負はIdeaPad Duet Chromebookの勝ちになりました。結果はごらんのとおり。
少し……いや、かなり偏った勝負になってしまったという自覚はあるのですが、この記事においてはわたしがルールブックなのでご容赦ください。IdeaPad Duet Chromebookが多機能で軽くて早くてすげぇ! ということがちょっとでも伝わったらうれしいです。
あと使ってみて気が付いたのですが、Androidのスマホを使っている身としてはふだん使ってるアプリがそのまま使える! というのはめちゃめちゃうれしいです。例えば、わたしはスマホでTwitterを見るのにフリックで画面を簡単に切り替えられ、タイムラインも時系列で見やすいTwitPane(ついっとぺーん)というAndroid用の非公式アプリを使っているのですが、これがそのままIdeaPad Duet Chromebookでも使えるのです。はぁ〜! スマホでもパソコンでも使えて、Twitterがますますはかどっちゃうじゃん……!
なお、熱中して一気読みをした結果、締め切りに間に合わなかったこともついでに記しておきます。時間を盗むとは。おのれルパンめ!
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提供:レノボ・ジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2020年9月30日