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新型コロナの陽性結果を「1万6000件」少なくカウント 英国公衆衛生庁のExcel形式が古いことが原因か

ファイル形式にXLSを選択したことが原因だったようです。

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 英国公衆衛生庁(PHE)は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)陽性結果の報告件数を約1万6000件少なくカウントしていたと発表しました。


新型コロナの報告1万6000件を過小カウント 英国公衆衛生庁のExcel形式が古いことが原因か

 発表によると、計数ミスが生じていた期間は9月25日から10月2日まで。BBCによると、集計用のExcelファイルを古い形式で保存していたことが原因とされています。最新の「XLSX」ではなく「XLS」が用いられており、行数の上限値を超えるデータが除外されてしまったようです。

 PHEの発表では、報告が漏れた件数のうち75%以上が9月30日から10月2日までの直近での症例だったとのこと。計数ミスによる陽性者への影響はなく、検査結果は問題なく通達されたとしています。

 なお報告漏れの原因とされているExcelのXLS形式は1987年に登場したもので、Excel2007以降で使用されなくなりました。Excel2007以降ではXLSXもしくはXLSMが使用されています。


新型コロナの報告1万6000件を過小カウント 英国公衆衛生庁のExcel形式が古いことが原因か

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