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Twitter、リツイートしようとすると引用RTを推奨する施策を一時的に実施 米大統領選に向けて
米大統領選に向けて、コメント付きでのRTを推奨するなどさまざまな対策を実施していきます。
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Twitterは米大統領選を控えて、リツイートの代わりに引用リツイートを推奨するなどの施策をとることを発表しました。
10月20日から米大統領選の週が終わるまでの期間、ツイートをRT(リツイート)しようとすると、コメント付きでのRTとなる引用RTの投稿画面が表示されます。コメントなしでRTすることも可能です。Twitterは、ユーザーに対し、コンテンツを拡散する前に、なぜ拡散するのか考え、自分の考えや反応を加えることを推奨したいとしています。なお一部ユーザーに対して既にこの変更をテスト中。
またこの期間、自分がフォローしていないユーザーからの「○○さんがいいねしました」「○○さんがフォローしています」をタイムラインに表示しない施策も採るとのこと。これらの施策は世界的に実施するとしています。
また米国ではトレンドの「おすすめ」タブに、なぜそのトピックがトレンド入りしているかの情報を含むトレンドのみを表示するとしています。
このほかTwitterでは米大統領選に向けて、正規の選挙結果が出る前の勝利宣言にラベルを貼る、選挙妨害をあおるツイートを削除するという対策も実施。さらに来週からは、誤解を招くとのラベルがついたツイートをRTしようとすると、信頼できる情報へ誘導する画面を表示するとしています。またこのようなラベルのついた政治家のツイートには警告を表示し、引用RTのみ可能となります(RT、いいね、リプライは不可)。
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改訂されたポリシーは11月15日までに公開し、22日から実施。