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「ケロリン桶」に酒類を入れて提供しないよう製造元が注意喚起 複数飲食店で横行(1/2 ページ)

アルコールにより桶の成分が溶け出す可能性が指摘されています。

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 富山めぐみ製薬(元内外薬品)が、同社の製造する「ケロリン桶」を食器や酒類として提供しないよう注意喚起を発表しました。複数の飲食店で行われていたことが報告されており、使用していることが確認された店舗には止めるよう連絡しているそうです。


ケロリン桶 富山めぐみ製薬 内外薬品 居酒屋 飲食店 酒類 アルコール 有機溶剤 ケロリン桶(画像はAmazon.co.jpから)

 注意喚起によると、ケロリン桶は食品衛生法上の食器ではないため、各種規格適合、溶出試験を行っておらず、食品衛生法第15、16条に違反するとのこと。安全性が担保できないため、食器として利用している店舗や企業は速やかに食品衛生法上の食器に差し替えてほしいとしています。

 一部の飲食店では、ケロリン桶にレモンサワーを入れて提供するメニューが名物となっていたもよう。ネット上ではプラスチック製のケロリン桶に酒類を入れることについて、有機溶剤であるアルコールによって桶の成分や塗料が溶け出す可能性があると指摘されています。

 ケロリン桶は、富山めぐみ製薬が製造する鎮痛剤「ケロリン」の文字が入った黄色い風呂桶。1963年ごろからから作られ始め、現在では全国の銭湯で使用されています。最近では、キャラクターの顔が入ったコラボ桶も製造中。


ケロリン桶 富山めぐみ製薬 内外薬品 居酒屋 飲食店 酒類 アルコール 有機溶剤 ゆるキャンコラボバージョン(画像はAmazon.co.jpから)

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