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大戸屋の「唐揚げ」に絆創膏の異物混入 「Uber Eats経由で頼まれたので返品は不可」と対応し物議

なぜ異物が混入したのか、詳しく聞きました。

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 大戸屋の香味唐揚げをUber Eatsで注文したら絆創膏が混入していた――というツイートをめぐり、大戸屋の対応が物議を醸しています。注文者と大戸屋を取材しました。

 関心が集まっているのは、Twitterユーザーのケイタ@Uber配達員(@Uber0122)さんが投稿したツイート。

 「大戸屋上大岡店で、香味唐揚げを頼んだらバンドエイドが一緒に揚げられていたので、お店に電話をした所、店長からウーバイーツ経由で頼まれたので返品は不可、返金をするので再度頼んでと言われたので、それでお願いしますと言ったら今日は忙しくて出来ないと言われ商品も作れないと言われた」と、商品と共に混入していた絆創膏の画像を投稿しました。


大戸屋 唐揚げ 異物混入 ケイタさんが注文した香味唐揚げ

大戸屋 唐揚げ 異物混入 混入していた絆創膏

 ケイタさんはその後、その後店長から謝罪の電話があったとTwitterで報告。ねとらぼ編集部が詳しいお話を伺ったところ、異物混入の報告から30分ほどで新しい商品が届いたと明かしました。また他のTwitterユーザーからの勧めもあり、「本社と保健所には連絡しておきます」としています。

 今回の異物混入問題について、ねとらぼ編集部が大戸屋ホールディングスにも取材を申し入れたところ、「この度は、多くの皆さま方にご心配やご不安、ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」との謝罪と共に次の通り詳細な回答がありました。

なぜ異物混入が発生したのか

 大戸屋広報によると、当日の調理担当者が救急絆創膏を使用していたことが確認されたとのこと。自社のルールとして「調理担当の際は手袋使用」というものがあり、該当の担当者は、キッチンを担当していた際には手袋を使用していたものの、ホール担当の際には手袋を外して対応していたといいます。

 その後、デリバリーメニューの担当時にキッチンの外でお弁当を梱包したことから、そのタイミングで絆創膏が混入した可能性が高いとしています。

 また異物混入の指摘に対して「今すぐ対応が難しいかもしれない」と電話対応をしたのも事実であると認め、「お客さま、ならびに関係者の皆さま方に多大なご迷惑、ご不安、ご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。また、事実確認とご連絡いただきましたお客さま、デリバリーご担当者様には、事実をご教示いただきましたことを心より感謝いたします」とコメントしました。

 混入物については大戸屋で回収し、保健所に報告済みとのこと。ねとらぼ編集部から「Uberを経由すると異物が混入していても返品できないというのは事実なのでしょうか」と質問したところ、「事実ではございません。当社としては異物混入などが発生しましたら、返金には応じます」と回答。

 「異物混入発覚後、油の交換等の対応は取られましたか」という質問に対しては、「調理工程中での混入では無いため油の交換は行っておりませんが、関連食器などの洗浄などは、全て実施済です」と回答し、該当の顧客に対しては、対面での謝罪と返金をする方向で調整していることを明かしました。

 また再発防止策として、「絆創膏をしている場合には、手袋装着が必須の規定になっているため、担当者ならびにスタッフ一同には再度指導を実施しました」とし、「今後はこのような事象が発生せぬよう、関係者一同反省の上、業務を遂行させていただきます。改めてお客さま、ならびに関係者の皆さま方に多大なご迷惑、ご不安、ご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。この度は、誠に申し訳ございませんでした」と改めて謝罪のコメントを寄せました。

(Kikka)

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