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音楽関連の事業を手掛けるエイベックスは11月5日、初の希望退職を募集すると発表しました。同社が希望退職者を募るのは初めてで、募集人数は約100人とされています。
希望退職の対象となるのは、ライブ、舞台などを含む音楽事業の一部と間接部門に在籍する40歳以上の443人。退職者には特別退職加算金を支給するほか、希望者への再就職支援を行います。
エイベックスは、CDなどの制作・販売のほか、ライブなどのエンターテイメント事業を手がけてきましたが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大により、イベント開催を自粛。これが売り上げに大きく影響し、2021年3月期第2四半期(連結)の最終利益は32億8900万円の赤字となっています。
東京商工リサーチによると、2020年の上場企業の早期・希望退職実施数はエイベックスを含め74社(11月5日時点)。2010年の85社以来、10年ぶりの水準で推移しています。
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