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カプコンに不正アクセス被害 犯罪グループから機密情報公開の脅迫、取引期限は11月11日8時

カプコンは4日に不正アクセスがあったことを公表していました。

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 カプコンがサイバー犯罪グループの攻撃に遭い、機密情報公開を人質に脅迫を受けていることが分かりました。犯人グループは自サイト上にカプコン幹部に宛てた脅迫文を公開しており、11日8時(日本時間)を期限に取引を要求しています。

犯罪グループからの脅迫文。東部標準時11月10日18時(=日本時間の11日8時)までに連絡をするよう求めている

 カプコンは11月4日に、2日に第三者から不正アクセスがあったことを公表していました。これについてRagnar Lock(ラグナ・ロック)を名乗る犯人グループは、約1TBの機密データのダウンロードに成功したと発表しています。


 今回用いられたのは、被害者側のシステムを暗号化し障害を引き起こすウイルス「ランサムウェア」と、前もって盗み出した機密情報を使い身代金を要求する「二重脅迫」の手口と見られます。

 こうしたケースでは身代金を支払ったとしても犯人が情報漏えいをやめる保証はなく、さらに要求を重ねてくる可能性もあり、カプコン側は慎重な対応が求められることになりそうです。

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