advertisement
品薄のプレイステーション 5を、せめて手に入れた気分だけでも――。そんな希望をそれなりにかなえてくれるPC用ゲーム「PS5 Simulator」が無料で公開されました。通販の到着からゲームの起動まで、新ハード入手で浮き足立つ(ここ重要)気持ちを存分に味わえます。
制作したのは海外ゲームファンのAlex Gradeさん。ゲームは一人称視点のアドベンチャーゲームといった体裁で、キッチンからナイフやハサミを見つけてきてPS5の梱包を解いたり、HDMIや電源をつないだりと、セットアップの段階から体験できます。
しかし、どうやら主人公はかなり大ざっぱな人物らしく、箱を開けるだけで緩衝材を床にぶちまける始末。コンセントの位置もおかしくてなかなか接続がうまくいかず、プレイヤーは大量の延長コードを数珠つなぎにするなど、さまざまな対応を求められます。
四苦八苦して本体の起動に成功しても、今度はコントローラーが見つからなかったり、Wi-Fiルーターが故障したりとトラブルの連続。物理演算がガバガバなゲームシステムもあって、対応するたびに家の中は目も当てられないほど散らかってしまいます。
「PS5の入手」というよりもむしろ、「あわて者が失敗を重ねてあたりをめちゃくちゃにするタイプのドタバタコメディ」を体験できるこのゲーム。レアものへの飢餓感は埋まらないでしょうが、遊び方次第で何らかの憂さ晴らしにはなるかもしれません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 無惨様を探してしまう! 『鬼滅の刃』無限城を小学生がCGで作成 琵琶の音色が聞こえてきそうな完成度
ハイクオリティーパワハラ会場。 - 「渋谷でゲームあるある再現してみた」動画のYouTuberが大学のPR動画を制作 ゲームでよく見るあれこれがてんこ盛り
細かい“ゲームあるある”ネタが盛り込まれています。 - ファミコンなのにヌルヌル回転縮小、とある自作ゲームに「意味わからない」「すげぇ」と称賛の声
「古いハードは触っていて楽しい」との思いからファミコンで作ったそうです。 - 「密です」3Dゲームがスマホアプリ化へ 新装備「ソーシャルディスタンス砲」も登場
アップデートの開発費用を募るクラウドファンディングが開始。