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沼津駅「港町 沼津の駅弁屋発 こだわりの焼き魚弁当(白めしタイプ)」(1080円)

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! 静岡県・沼津駅「港町 沼津の駅弁屋発 こだわりの焼き魚弁当」です。

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ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年1月23日)

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E231系電車・普通列車、東海道本線・沼津〜三島間
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首都圏の駅でも、時折やって来るのが、普通列車・沼津(ぬまづ)行。

東京から東海道本線の各駅に停まって2時間あまり、三島を発車して、黄瀬川の鉄橋から大きな富士山が見えてきたら、終着・沼津はすぐそこです。

最近はアニメの“聖地”として有名な沼津ですが、地名に“津”とありますので基本は港町。

これに宿場町、城下町、鉄道の街など、さまざまな要素が加わった静岡東部有数の街です。

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沼津港大型展望水門「びゅうお」(2014年撮影)

“沼津=魚が美味しいまち”のイメージをけん引するのが、沼津港の存在。

なかでも、沼津港のランドマークとして知られるのが、沼津港大型展望水門「びゅうお」です。

高さ約30mの展望スペースからは、箱根連山や駿河湾に突き出した大瀬(おせ)崎などを見渡すことができます。

なお、いざというときには、駿河湾の最奥へ押し寄せた津波から港を守る役割も担っています。

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港町沼津の駅弁屋発 こだわりの焼き魚弁当

そんな“港町沼津”を前面に打ち出した駅弁と言えば、販売開始から間もなく2年を迎える沼津駅弁「桃中軒」の「港町沼津の駅弁屋発 こだわりの焼き魚弁当」(1080円)。

「白めしタイプ」と100円プラスの「桜えびめしタイプ」の2種類を選ぶことができます。

ごはんと焼き魚をはじめとしたおかずの二段重となっており、例年、春〜夏は「鰆(さわら)」、秋〜冬は「銀鮭」の焼き魚をいただくことができます。

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港町沼津の駅弁屋発 こだわりの焼き魚弁当

【おしながき】

  • 白飯 黒ごま
  • 銀鮭の西京焼き
  • 桜えびのかき揚げ
  • 玉子焼き
  • 煮物(たけのこ、人参、椎茸、絹さや)
  • 春雨サラダ
  • 大根の桜漬け
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こだわりの焼き魚弁当(白めしタイプ)
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こだわりの焼き魚弁当(銀鮭の西京焼き)

今回は初のご紹介となる、「白めしタイプ+銀鮭の西京焼き」バージョン。

西京味噌に漬けられた大きめの銀鮭がしっかりと焼き上げられ、白いご飯が進みます。

沼津の魚はアジのイメージが強いですが、港周辺は水産会社も多く、魚選びの職人さんも多くいらっしゃることを鑑みれば、“港町沼津の…”の冠にも納得。

この優れた食材を明治24(1891)年創業の老舗の技が、駅弁へと仕上げていくのです。

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313系電車・普通列車、東海道本線・片浜〜原間

沼津を出た東海道本線の下り普通列車は、片浜・原・東田子の浦…と停まっていきます。

沼津市内にある片浜は国鉄末期にできた比較的新しい駅、原駅は昭和40年代まであった原町の玄関口で、明治33(1900)年開業といいますから、今年(2020年)で120年の節目を迎えます。

1980年代には、非冷房の111系電車や身延線から直通するワインレッドの115系電車の窓を全開にして乗った区間ですが、いまはスマートな313系電車が行き交う東海道本線です。

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ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/



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