ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

GACKT、「G&R」のデザイン模倣を謝罪 「プロジェクトの顔となった責任が自身にもある」「最後まで見届けようと思う」

ディレクターの門りょうさんは「やってることやばすぎて引くねんけど」などとコメント。

advertisement

 アーティストのGACKTさんが12月20日にYouTubeチャンネル「がくちゃん GACKT official YouTube」を更新。タレントのROLANDさんと立ち上げたファッションブランド「G&R」のデザイン模倣問題について、プロジェクトの立ち上げから問題発覚までの経緯を説明し、謝罪しました。


 G&Rは、GACKTさんがROLANDさんとともに「女性を“一流”にするためのブランド」を目指して立ち上げ。16日には第1弾企画のディレクターを務めた門りょうさんとともに、商品であるドレスのお披露目も兼ねたプロジェクト発表会を実施していました。

G&R デイジー社 dazzy GACKT ROLAND 門りょう
イベントに登壇したROLANDさん、GACKTさん、門さん

 しかし、発表されたドレスのデザインが別ブランドから販売されている商品に酷似しているという指摘が相次いだことから調査が行われ、その結果、模倣が事実だと判明。当該商品は販売中止となり、購入者には商品回収ののち全額返金すると発表していました(関連記事)。

G&R デイジー社 dazzy GACKT ROLAND 門りょう
販売されていたG&Rのドレス

 この騒動を受け、20日にはROLANDさんがG&Rとの契約解除を発表。さらに、門さんはInstagramストーリーズで「G&Rドレス、デザイン丸パクリやったらしい やってることやばすぎて引くねんけど」とコメント。ドレスのパターンメイキングには関わっておらず、デザイナーに「キャバぽくないドレスがいい」と自分のこだわりを伝えたことや、出来上がったドレスに、良いと思った順に順位をつけたのみだと説明し「なーんも知らんかった」とつづっています。


G&R デイジー社 dazzy GACKT ROLAND 門りょう
門さんのコメント(画像は門りょうInstagramから)

 さらに同日、GACKTさんも一連のいきさつや流れについて説明する動画を公開し「今回起きてしまった出来事そのものに、非常に強い怒りを感じています」と厳しい表情を浮かべながらコメント。2年前にROLANDさんとの会食中にプロジェクトの雛形となる話が持ち上がり実現に至ったこと、販売やデザインを担当したdazzyの社長から「ぜひ自分たちにやらせてほしい」とオファーをもらい、その行動力や情熱に心を打たれてプロジェクトを任せたといいます。

 しかし、この2年の間にdazzyが急成長したことに加え、同社内の事情が変化してきたことを感じ取っていたGACKTさんは、プロジェクト発表会前後に「調子のいいときだからこそ調子にのるな」「足元見てきっちり仕事しないと本当に足元すくわれるぞ」と“かなりきつい言葉”で社長にアドバイスしていたとも。社長は、「自分自身でしっかり仕事を一から組み上げます、もう1回やり直します」とGACKTさんに伝えていたものの、その矢先に今回のトラブルが発覚したとのことです。

G&R デイジー社 dazzy GACKT ROLAND 門りょう
一連の騒動を謝罪したGACKTさん(画像はYouTubeから)

 GACKTさんは「僕とROLANDのブランドを立ち上げなければならないという強烈なプレッシャーから、1人のデザイナーが行き詰まって、他社のデザインを模倣したと聞いています。そしてその子が仕上げたデザインを、僕らはチェックし採用し、そして製品化に至りました」と説明。「僕自身はプロジェクトの顔となった責任が自身にもあると思っています」と責任の所在についてもコメントし、今後については「dazzy社が迷惑をかけた人にどう誠実に向き合っていくのか。僕自身、最後まで見届けようと、そう思っています」と語りました。

 なお、dazzyは21日に公式サイトに謝罪文を掲載。社長は「ことの経緯はすでに発信している通りです。問題となっている商品酷似が起こった背景は全て僕の慢心から起きた、100%自分の責任です」と報告し、関係者や購入者に謝罪すると同時に「今やらなければいけないと思う事から逃げずに誠心誠意対応させて頂きます」と伝えました。

ブランド発表会の映像

関連キーワード

GACKT | デザイン | 謝罪 | YouTube


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る