7月に逝去した俳優の三浦春馬さんが所属していた芸能事務所「アミューズ」が12月21日、三浦さんにかんする自社の利益全てを、困難に立ち向かう人々への寄付/支援に充てる「三浦春馬支援」の立ち上げを発表しました。
三浦さんの四十九日を迎えた9月4日に年内の立ち上げを発表していたもので、当時の仮称だった「三浦春馬基金」は「三浦春馬支援」となることが決定。三浦さんが2007年から携わってきた「Act Against AIDS」の活動を通して寄付/支援を行うもの。
「Act Against AIDS『THE VARIETY』」は、アミューズ所属の俳優、岸谷五朗さんらが発起人となり1993年に立ち上がったエイズ啓発を目的とするチャリティコンサート。2020年からはその流れをくみつつ、栄養失調や脳性まひなどといった病気で苦しんでいる子どもたちへの支援などを幅広く行う「Act Against Anything」という名称で活動が行われています。
三浦さんが同活動に参画するようになったのは2007年。同年から主な支援先がラオスとなり、「ラオ・フレンズ小児病院」の建設や、訪問看護のための移動に必要な車の購入といった活動が行われて来ましたが、三浦さんもラオ・フレンズ小児病院に何度も足を運び、「ラオスの子供たちの未来を守りたい」という気持ちで活動に取り組んでいたことを伝えています。
その思いを未来につなげるためという「三浦春馬支援」は、三浦さんにかんしてアミューズに発生する全ての利益を、ラオ・フレンズ小児病院をはじめ、「Act Against Anything」の活動に充てるもの。まずは、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANを通じ、同小児病院内で使用される注射器などの購入、運営維持に充てると説明。今後も活動の内容は適宜報告するとしています。
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