高校生が織田信長軍に立ち向かう映画「ブレイブ -群青戦記-」（2021年3月12日全国公開）の予告映像が12月15日、YouTubeで公開。7月に逝去した三浦春馬さんにとって同作は遺作の1つとなり、ファンからはあらためて故人をしのぶ声が上がっています。
同作は『週刊ヤングジャンプ』で2013年から2017年まで連載された笠原真樹さんのコミック『群青戦記 グンジョーセンキ』をもとにした実写作品。戦国時代へタイムスリップしてしまったスポーツ強豪校の高校生たちが、織田信長にとらわれた仲間を救うためかの有名な桶狭間の地でそれぞれの特技を生かして戦うという展開で、主人公の高校生・蒼役を新田真剣佑さん、信長役を松山ケンイチさんが演じています。
予告には、信長軍へ挑む高校生たちが戦国武士の意表を突くべく「戦国時代にはアメフトも野球もボクシングもない」と野球ボールを次々に打ち込んでいく一見荒唐無稽に思える場面も。ペットボトルロケットやドローンなど現代技術を用いた後方支援や、ボクサー対サムライという異色の格闘戦など、見ごたえある“戦”が期待できそうです。
7月に急死した三浦春馬さんにとって、同作は遺作となる映画の1つ。ファンからは「また映画館で会えることを楽しみにしてます！」「威風堂々とした武将姿がとても素敵」と公開を喜ぶ声の他「春馬君が沢山お仕事して、沢山残してくれた作品が次から次へと解禁されますね」とあらためて三浦さんをしのぶ声も投稿されています。
また主演の真剣佑さんは生前の三浦さんと仲が良かったこともあり、作品タイトルをバックに天を仰ぐ自身の写真を公開し「この最高の映画を早く皆さんに届けたい」と三浦さんのアカウントをタグ付けしてInstagramに投稿。ファンも「仲良く楽しんで撮影しているんだろうな笑顔とほのぼのしていたことを思い出します」「深い絆で結ばれている真剣佑くんの主演映画ということで春馬さんも気合いが入っていたことと思います」など感慨に浸っているようです。
予告には「仲間を救い出したい」と涙する真剣佑さん演じる主人公を、家康役の三浦さんが「ならばその道を進め」と導く場面も。早くもファンの涙を誘い「二人の仲良しエピソードを思い出すと涙が出ます」と話題になっています。
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