ラーメン店「天下一品」が、中野店限定で“こってりスープのみ”の販売を開始しネット上で大変な人気となっています。まさかの天一飲み物化です。どのようにして始まった企画なのか、天下一品に話を聞いてみました。
天下一品のスープ販売が話題になったのは、1月20日。Twitterで(株)おくりバント社長 高山洋平さんが「天一中野店がすごいサービスを開始しました」と、看板の写真を投稿したことがきっかけとなりました。看板には「コップdeこってり」の名で、150円で紙コップ入りのこってりスープを販売していることが書かれていたのです。
また、看板には「こってりスープで美味しく温まりませんか?」と書かれていることから、スープ単体で飲むことを想定して販売していることが伺えます。自販機のコーンスープ感覚で飲む感じでしょうか。
このツイートは、2万5000回以上のリツイートと、7万5000件近い「いいね」をされる程の人気に。リプライ欄などでは、「男版スタバとして、是非立ち寄りたいw」「日本中のコンビニのレジ横で注文出来るようにして欲しい(狂気)」「これで雑炊すれば神じゃん」「コレにご飯でイケますね…ヤバい…」「カップ麺と同じ値段で『本物』のスープが飲めるってすごすぎない?」といった声が寄せられています。
一瞬にしてネットユーザーの心をつかんだこの「コップdeこってり」、どのようにして始まったものなのでしょうか。天下一品を運営する天一食品商事に話を聞いてみました。
―― どのような経緯で実施することになったのでしょうか。
天一: コロナ禍で集客が落ち込んでいる中、弊社のスープを店舗に入らずに、外で楽しんでいただきたい。弊社のこってりスープで、少しでも元気になっていただき、このコロナ禍を一緒に乗り越えたいという想いと、社会貢献の一環として販売に至りました。
またこの寒い冬に、身も心も温かくなっていただきたくこの時期に販売することとなりました。
―― いつから実施されていますか。
天一: 2021年1月20日からです。
―― 売れ行きや評判はいかがですか。
天一: Twitterをみていただいた通りです。今までなかったメニューですので、販売初日からお客様に好意的に思っていただいております。
―― なぜ中野店限定なのでしょうか。他店にも拡大する予定はありますか。
天一: 中野店は直営店であり、試験的に販売を開始いたしました。状況を確認し、拡大していきたいと考えております。
この調子なら、中野店以外での販売も近い内に始まるかもしれません。楽しみに待ちたいですね。
画像提供:(株)おくりバント社長 高山洋平さん
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