ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

のんびり道路が大魔神のごとく急変!? ギャップ萌えすぎる県内最狭険道「千葉県道269号」をゆく(2/3 ページ)

ドラマチックな急変っぷりにキュンときます。

PC用表示 関連情報
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ついに正体を現した険道269号 いよいよ本格的な険道に

 だんだん民家が少なくなってきました。

 「いよいよ道幅が少し狭くなってきたかな?」と思った矢先、一切の予告なしにいきなり完全1車線に。いままでの整備された道はどこへ……。県道269号、変わり身が早すぎます。なるほど、これが千葉県で最も狭い道かっ……!

快走路が続く
整備された2車線道路だったのに……
しかし、だんだん……
だんだん民家が少なくなってきて……
家も少なくなり……
少し道幅が狭くなってくると……
完全なる1車線に
予告なしに1車線道になって
これが千葉県で最も狭い道だ!
こうなった! おぉぉぉ!

 筆者が訪れた10月は草木も茂っている季節で、人同士でもすれ違うのがやっとな部分もありました。クルマで対向車が来たら……、正直あまり考えたくなく、来ないのを切に願うのがやっとなくらいの道幅です。

交通情報板は設置されているのか、放棄されているのか
交通情報板もあったが、設置されているのか、朽ちてしまったのか
草木を避けると、人間の行き違いも怪しい
伸びた草木で、人の行き違いも気を遣うくらい
さっきまでの道が嘘のように、うっそうとした雰囲気に
さらにうっそうとした雰囲気に急変した

 それにしてもすごい展開です。まるでトトロが出てくる森の中に迷い込んだよう。先ほどまでのよくある住宅街の道の景色がうそのように、うっそうとした雰囲気に急変しました。

対向車が来たら延々とバックをするしかありません
路面もいきなりオフロードっぽい雰囲気に(土や落ち葉があるだけで舗装はされています)
ゆるやかに登っていきます
ちょっとした林道の雰囲気

 さらに進むと、道の両側が崖になっている怖い箇所もありました。まるで山の尾根のよう。しかもガードレールはなし。直線ではありますがこの緊張感! さっきまでの市街地の道がウソのようです。

道の両側が崖になっています
道の両側が崖になっていた
ガードレールもなく、頼りない単管パイプがあるのみ。怖い!
一応単管とトラテープで作られた簡易ガードレールはあった(ちょっとゆがんでる)

 尾根を抜けても道幅はずっと1車線。このあたりが市境です。おおむね県道の右側が君津市、左側が木更津市です。

 ちなみにですが、この場所は決して山奥というわけではありません。君津の市街地から直線距離で5キロほどしか離れていません。そんな早変わりの様相に再度びっくりしてしまいます。

君津の市街地から直線距離で5kmとは思えない道
そういえば、君津の市街地から直線距離で5キロほどしか離れていない

まだまだ続く細い道、県道が林道よりも過酷だなんて……

 さらに進むと、右側に君津広域水道企業団の第2接合井(地下水を集めるための埋設管施設)があります。

接合井を過ぎると道路は南へ向かう
接合井を過ぎると道路は南へ向かう
君津広域水道企業団の第2接合井
君津広域水道企業団の第2接合井

 地図ではここを左に曲がる道もあるように書かれていたのですが、トタンの板でふさがれていました。

 不法投棄禁止と書かれたトタン板の壁を横目に進んでいくと、右側にサバイバルゲームのフィールド施設が現れました。道幅は相変わらずのすれ違いも厳しい1車線ですが……。

 このあたりで道路が二手に分かれます。道幅はどちらも変わりませんが、県道269号は右。左手は林道の「鎌倉4号線」です。林道と大して変わらない道幅の県道、すごい道です。

もしかしたらこれがそうなのかもしれない
トタン板でふさがれていた
トタン板がしばらく続く
トタン板がしばらく続く
サバイバルゲームのフィールドが右手に
サバイバルゲームのフィールド施設が右手に
県道269号、正解は右
県道269号、正解は右
左側は林道の「鎌倉4号線」
左は林道の「鎌倉4号線」

 なお、前述したサバゲーフィールド施設のWebサイトでは、アクセス案内として「遠回りだが道幅が広い」と林道経由の道が推奨路として紹介されていました。県道269号……。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る