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緊急事態宣言によって、突然の休業を余儀なくされた飲食店の大変さを描いた漫画が「泣きそうになった」「悲しい」と反響を呼んでいます。
イラストレーターのよねはらうさこ(@yoneharausako)さんが、友人のお父さんに降りかかった状況を漫画に。お父さんのお店に、入居しているデパートから、突然2日後に休業するという連絡が入ります。
ゴールデンウィークは既に予約で埋まっていましたが、休業が決定したためお客さんに断りの電話を入れ、生鮮食品を廃棄し、仕入れ先にも断りの電話を入れ……。休業に必要なのは「クローズ」の看板をかけるだけではないのです。
この1年、座席を減らしてアクリル板を用意するなどできるだけの対策をしていたにもかかわらずの休業要請。「きっと1年コロナ対策に尽力しながら頑張ってきたいろんな業界が今無力感に苛まれていると思う」とよねはらさん。「飲食店は給付金でウハウハらしい」と思われることもあるそうですが、こんな風に死ぬ思いで休業している人たちがいることも知ってほしいと訴えています。
「休業要請が耐えられなくなりつつある業界がたくさんあるんだろうなと思わされた話」というコメントが添えられた漫画には、「給付金があっても、仕事への情熱や信念をへし折られる事が続けばもたない」「食べられずに捨てられる食品たちも不憫」「飲食店だけじゃないんですよ…キャンセル手配で心折れます」などのコメントが寄せられています。
作品提供:よねはらうさこ(@yoneharausako)さん
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