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魔王「娘よ、勇者の弱点を手中に収めよ」→数年後…… 悪の策略が迎えた平和な結末に和む漫画(1/2 ページ)

確かに弱点は握ったんだけどね……。

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 宿敵の弱点をつかむため、娘を勇者のパーティへ派遣した魔王。遠大な悪の計画を描く漫画の、意外な結末がほのぼのします。作者は漫画家のくりきまる(@kurikimaru)さん。


アイキャッチ 敵中に味方を送り込み内部から瓦解させる「埋伏の毒」の計(元ネタの「三国志」では曹操が用いて失敗)

 魔王の娘ブリッツは、父の命令で勇者パーティに1年ほど潜伏し、ついに彼の弱点を特定。魔王に報告しようと帰還したところ、説明する前に「勇者の弱点となるもの」を手中にするよう言い渡されます。


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 新たな使命に、なぜかブリッツは戸惑い気味。それでも父の命令を快く受け、再び勇者のもとへ赴きました。そして何年もかけて、彼女が手にしたものはというと……。


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 勇者と夫婦になって子を生み、温かい家庭を築いていたのでした。つまり勇者の弱点とは「人質に取られたら困るかけがえのない家族」だったのです。弱点は自分で作れの精神、間違ってないけどそうじゃない。


4P

 娘からの便りで「来月3人目の孫が生まれる」と聞いた魔王は、余計に戦いにくくなった状況に頭を抱えるのでした。弱点が何か聞かないで話を進めるからだよ……。

 漫画には「和平の道がひらけた」「倒しにくくなったけど倒されにくくもなった」「孫にデレデレして世界征服とかどうでもよくなる魔王の姿が見える」など、平和的な結末に和む声が多数寄せられています。

作品提供:くりきまる(@kurikimaru)さん


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