「中学1年生、13歳のときに描いた絵」とTwitterに投稿された、緻密に描き込まれた“空想の街”の絵とその制作風景がすごいと話題になっています。
作者は、現在19歳で多摩美術大学に通う、こた(@kota_draw)さん。真っ白な紙に定規を使いつつ描いたボールペン画で、細かいところまで描き込まれた広大な世界に圧倒されます。いつまでも見ていたいくらいワクワクする……!
さらに「下書きをせず、端っこから思いつくままに空想の街を描いていきます」と公開された制作風景にもまたビックリ。想像力とそれを描いて形にしていく様子が信じられず、思わず言葉を失います。これが才能というものか……。
ちなみに制作当時、空想の街の構想については「ユーモアを大事にしていました!」とこたさん。「例えばビルの中にいきなり城があったり…せっかく空想の街なので非現実的な空間を持たせることを意識して描いていました!」とツイートしています。なお、当時藤子・F・不二雄作品にハマっていたそうで、左上の“UFO”は「SF色を出したかったんだと思います笑」とのこと。
コメントでは「これは天才」「集中力、発想力もすごい!」「拡大して見てみるとその細やかさが一段と伝わってきて思わず息を呑んでしまいました…」と感動する声が寄せられ話題に。他にも「巨大鉛筆」や「前方後円墳(らしきもの)」を見つける声など、絵を楽しむ声が多く上がっています。
こたさんは、これまでのボールペン画をInstagram(@kota__city)で公開しており、こちらではより拡大した作品を見ることができます。また現在は、海の生き物や自然をテーマにしたイラスト・デザインを手掛けており、先日には、サメについての情報を見やすくまとめた「サメのインフォグラフィックス」が話題になりました。
画像提供:こた(@kota_draw)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 中学のころ日誌に描いた落書きに「この才能も大事にしてほしいな」 色鉛筆画家が先生からもらったメッセージに「すてきな先生」と反響
生徒の才能を伸ばす先生の言葉がステキ。 - 建物が紙から浮き上がって見える……! びっしり描き込まれた風景画が驚きの立体感
緻密さが生む臨場感。 - 鉛筆で描かれたスーパードライが超リアル 絵と分かっていても喉が鳴る
どう見ても銀色。 - 声を失う美しさ ボールペンで描かれた幾何学模様作品が理解不能な緻密さに
あれから2年。 - 「神業」「すごいとしかいいようがない」 70代の父が鉛筆で描いた“水滴”が本物さながらだと9万“いいね”集める
「塗りつぶすっていうことをしないでひたすら『たてたて よこよこ…』で描いてます」とのこと。