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鉛筆で描かれたスーパードライが超リアル 絵と分かっていても喉が鳴る

どう見ても銀色。

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 超精巧な写実鉛筆画で知られる大森浩平(@kohei6620)さんの新作が完成しました。思わず喉が鳴りそうなほどスーパーリアルなアサヒスーパードライ。驚くべきことに全て鉛筆で描かれています。


鉛筆でスーパードライ


 大森浩平さんといえば、2017年に完成した「ボルトとナットの鉛筆画(無題)」で一躍有名となった写実画家(関連記事)。

 今回は制作過程を収めた動画も公開され、鉛筆一本で人々を感動させる神業をじっくりと観察できます。



制作の過程を動画化

 まずは輪郭を描き出す工程からスタート。この時点でパッケージのデザインや細かい注意書きまで忠実に再現され、すでに「スーパードライのイラスト」として素晴らしい出来栄えです。


鉛筆でスーパードライ グリッド線の上から輪郭を描き出していく

鉛筆でスーパードライ この時点ですごい

 出来上がった線画に、今度は迷いの無い筆運びで濃淡を付けていく大森さん。精密機械のような動きに見とれていると、しだいに奇妙な感覚に襲われます。鉛筆の「黒色」がアルミの「銀色」に見えてくるのです。なんだこれ、魔法か……?


鉛筆でスーパードライ プルタブの存在感

鉛筆でスーパードライ いつの間にやら銀色にしか見えない

 2年ぶりに鉛筆を握り、短期集中で描かれたという本作。ブランクを感じさせない圧倒的技巧に、Twitterでは「風呂上がりにこの絵があったら間違いなく手を伸ばしちゃいますね…」「写真みたいって言葉で片付けてはいけないんだと思っているが、この作品に相応しい言葉が出てこない」と感動のコメントが寄せられました。

 大森さんは11月10日まで、地元である岡山県の瀬戸内市立美術館に作品を展示中。大きな話題を生んだボルトとナットを生で鑑賞するチャンスです。


画像提供:大森浩平(@kohei6620)さん




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