お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さんが5月27日にTwitterを更新。テレビアニメ「スーパーカブ」の演出に“違反”といった声が寄せられていることに、「現実と二次元がごっちゃになってる」と批判しています。
4月から放送中の「スーパーカブ」は、高校生の小熊が中古の原付「スーパーカブ50」に出会い、単調な日常を変えていく青春ストーリー。5月12日深夜放送の第6話では、小熊が自動二輪免許を取得し、同級生の礼子をスーパーカブに乗せて走行する場面が描かれ、ネットの一部視聴者から「自動二輪免許を取って一年未満での二人乗りは違反」と、道路交通法違反を指摘する声があがっていました。
ニコニコチャンネルで「ハライチ岩井勇気のアニ番」を主催し、Twitterでも昨今のアニメへの言及が多く見られる岩井さん。同作に「カブもいいなぁ」と好評価を下し、21日には「アニ番」で小熊役の声優・夜道雪さんをゲストに迎えてトークを繰り広げていました。
岩井さんは、「スーパーカブ」を巡る騒動に「『窃盗は犯罪行為だから放送するな!』ってクレーム入れ続けてんのかな」と、第6シリーズ放送が発表されたアニメ「ルパン三世」を引き合いに出して皮肉ったコメントを投稿。
“アニメの中の出来事に違法行為とクレームつける”行為を、「現実と二次元がごっちゃになってるようで中途半端」「フィクションと認識してるくせに現実の基準に当てはめてる」と切って捨てていました。
岩井さんによる一連のツイートに、「フィクションにクレームなんて野暮も野暮」「ど正論でしかない」と賛同する声が集まった一方、「実在の環境と商品を題材にしている以上、そのような法律の知識があれば、目につくことも仕方がない」と指摘した側に一定の理解を寄せる声も見られました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日本過酷すぎぃ! フランスのクリエイターが語る高待遇な海外アニメ業界
日仏で活躍するクリエイター、吉田クリストフさんに聞いてみました。 - 「けもフレ2」最終話アンケート“とても良かった”2.6%の衝撃 何があったのか、1話からの振り返りと私見
2017年の冬を沸き上がらせた「けものフレンズ」。ここまで大きな変動が起きてしまった理由はどこにあったのでしょうか。 - 「この世界の片隅に」原作者、実写ドラマへのコメントが物議 あの “ロボットアニメ”が再注目される珍事態に
こうのさん「『六神合体ゴッドマーズ』よりは原作に近いんじゃないかな!?」 - サンシャイン池崎がハライチ岩井と自宅で「キンプリ」応援上映開催 「ハートをぶんぶん揺さぶってくる!」
近い世界観を有する芸人とアニメが奇跡の出会いを果たした。 - ハライチ岩井大好きかよ! サンシャイン池崎、心理テストで明らかになった本心が反響 「愛がだだもれ」「とうとう告白しはじめた」
イカレてることを証明するテストだったのに……。