アニメ「ルパン三世」PART6が10月から放送決定! 原作の非情なルパンも見られそう
シリーズ構成は推理作家でアニメ「名探偵コナン」の外部脚本なども手掛けた大倉崇裕さん。ルパンをひもとく“2つのキーワード”でストーリー展開。
最初のアニメ化から50周年を迎えるモンキー・パンチさん原作のアニメ「ルパン三世」の新作「ルパン三世 PART6」が10月から日本テレビ他で放送決定。ティーザービジュアルや第1弾PVなどが公開されました。
世界的な大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世らの活躍を描いた「ルパン三世」のテレビシリーズは、1971年放送の第1シリーズに始まり、2018年の「ルパン三世 PART5」まで5シリーズがこれまでに放送。この他劇場アニメやテレビスペシャルが2019年まで断続的に上映/放送されてきました。
第1シリーズから数えるとアニメ化50周年にあたる2021年に放送が決まった周年記念作品の「ルパン三世 PART6」は、ルパンをひもとく“2つのキーワード”でストーリーを展開。1クール目のキーワードが「ミステリー」と明かされています。つまり、まだ明かされていないもう一つのキーワードで2クール目を展開する考えであることが分かります。
監督は、「ささめきこと」「ましろ色シンフォニー」「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」の監督でも知られる菅沼栄治さん、シリーズ構成は推理作家でアニメ「名探偵コナン」の脚本なども手掛けた大倉崇裕さん、音楽はこれまでのシリーズと同様、大野雄二さんが担当します。
また、キャラクターデザインは、「甲鉄城のカバネリ」「マクロスΔ」の作画監督や、2019年放送のテレビスペシャル「ルパン三世 グッバイ・パートナー」「ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト」のキャラクターデザインでも知られる丸藤広貴さん。
丸藤さんによるティーザービジュアルは、左右で表情が異なるルパンのイラストと、「この男、悪人か、ヒーローか」というキャッチコピーを添えたもの。これまでのアニメで主に描かれてきた軽快で優しいルパンと、原作で描かれたクールで非情なルパンを併せて描こうとする意図が垣間見えます。
なお、本編のキャラクターとして出演できるファン参加型の応募企画が5月26日からTwitterでスタート。アニメの公式Twitterフォローやアイコンを「ごくろうさんマーク」に変更、ハッシュタグ付きのツイートなど幾つかの条件がありますが、作品の世界観に合わせたキャラクターとして出演できるチャンスです。
原作:モンキー・パンチ (C)TMS・NTV
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「ルパン三世」モンキー・パンチさんが死去 手塚るみ子や水木一郎ら著名人からコメント寄せられる「言葉が見つかりません」
後日、偲ぶ会が予定されているとのこと。 - 巨匠・モンキー・パンチ、“漫画の神様”手塚治虫を語る 「手塚先生がいなければ漫画家になってなかった」
「手塚治虫文化祭 〜キチムシ‘16〜」の開催を記念し、手塚るみ子さんとの対談が実現した。 - 「ルパン三世」、モンキー・パンチさん悲願の3DCGで映画化! シリーズ初の試みにネットではさまざまな反応
モンキー・パンチさんも生前楽しみにしていた作品。 - 叶姉妹、モンキー・パンチさんを“峰不二子コスプレ”で追悼 「心より愛を込めて…」と感謝の言葉も
リアル峰不二子とも言われる叶姉妹。 - 声優・沢城みゆきが一時休業を発表 鬼太郎や峰不二子など出演多数、ネットでは代役にも注目
「産前・産後休業、育児休業」のためとのこと。