ダルビッシュ有、うつ公表の大坂なおみ巡り過去の精神不調を告白 自律神経失調症に近く「とにかく辛かった」(1/2 ページ)
「今も付き合いながらですが」とダルビッシュさん。
メジャーリーガーのダルビッシュ有さんが6月4日にTwitterを更新。うつ病を公表したテニスプレイヤーの大坂なおみ選手の話題に触れ、自身も2016年に陥ったメンタル面での不調が今なお尾を引いていることを明かしています。
大坂選手は5月27日、「アスリートのメンタルヘルスを無視している」との理由で、30日から開幕する全仏オープンでは取材対応を一切しないとSNSで表明。6月1日には全仏オープン2回戦棄権を発表するとともに、グランドスラムを初制覇した2018年の全米選手権優勝以降、うつ病を患っていると公表し、今回の取材拒否も自分自身のメンタルを守るためだったと強調しました。
ダルビッシュさんは、大坂選手が2018年4月に応じたインタビュー動画を確認し、「2018年の時点でうつについてご自身で触れられていますね」と指摘。
「ダラダラしているわけではなく何か抱えている感じがします」と取材時の様子にただごとではないものを感じるとした他、大坂選手の対応に苦言を呈する声に「メンタルヘルスの問題があるって言っているのに、何で全て合理的に考えられると思えるのかが自分には理解できません」「貴方はうつの人をそっと見守るどころか、疑って批判してますけどとてもいい方法だとは思えません」などと反論していました。
一通りコメントし終えた後、自身が2019年11月にYouTubeチャンネルへ投稿した動画を引用。自律神経失調症に近い状態へと陥った結果、2016年12月から約2年半もの間、慢性的な疲労や息切れといった体調不良に苦しんできたことを告白します。
ダルビッシュさんは「家ではほぼ動けない中、野球だけはなんとかしていましたがとにかくつらかった記憶があります」と当時を回想。「今も付き合いながらですが」と、5年近く前に患った心身の不安を抱え続けていることを明かしつつ、健康な状態で野球できることに「本当に感謝しています」とうれしそうにつづっていました。
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