せっかくの家族ディナーを子どもが拒否　その裏にあったサプライズに感動する漫画（1/2 ページ）

子どもの成長はうれしくて寂しくて、やっぱりうれしい。

[宮原れい，ねとらぼ] PC用表示関連情報

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

　家族で食事しようとレストランを予約したら、「（親だけで）勝手に行ってきて」と子どもたち。そんなちょっぴり寂しい展開からステキなお話になる漫画がTwitterでうるっとくると話題になっています。

嬉しくも寂しい子どもたちの成長

　以前に家族みんなで行った思い出の人気レストラン。お父さんが予約が取れたことを報告するとお母さんは全力で喜びます。しかし、娘のみさこは「（友達の家で）たこパあるからむりー」、息子のようじは「ゲーム実況のライブ配信見るんだよ」と理由を付けて断ります。両親はその反応にそれぞれ驚きつつも、お店には2人で行くことに。

　そして当日、夫婦で楽しい時間を過ごすレストランで、ふと家族の思い出話に。お母さんは、その場にいない子どもたちを考え「二人の成長は嬉しいけど…やっぱり寂しい…」とぽつり。

　するとお父さんは子どもたちの言動についてネタバラシを始めます。実は「たまにはお母さんと二人きり…デートしたいなぁ…」とつぶやいたお父さんを見て、子どもたちから「しょーがない行っといで！」「お母さん喜ぶよ」と提案してくれたのです。今回の夫婦デートは、そんな子どもたちが用意してくれたサプライズで、行きたくなさそうな様子も演技だったのだとか。

　漫画のタイトルは「なんでもない日」。誕生日でも記念日でもないその日、夫婦は成長した子どもたちの温かい思いを感じながら乾杯するのでした。

　コメントでは「めちゃくちゃいい話」「泣いちゃった」「全員が愛に塗れた素敵な家族」や「何回も読み返したい」といった声が寄せられています。

　作者は漫画家の誰でもない（ダレ）@daredemonaidareさん。ショートホラー漫画をまとめた単行本『リリースレッド怪異の起こる街』が発売中です。