元韓国代表として活躍したサッカー選手、柳想鉄(ユ・サンチョル)さんが6月7日夜に死去。Jリーグ2チームでプレーするなど日本にゆかりも深く、かつての所属チームも追悼文を発表しています。
1999年から2000年、2003年から2004年に所属した横浜F・マリノスは公式Twitterを更新し、「4シーズンでリーグ戦80試合出場(30ゴール)を記録し、リーグ2連覇に貢献されました」と故人の功績をたたえています。2020年2月に病身を押して来日し、チームOBとして日産スタジアムでサポーターを前に闘病を公表。このとき「また皆さんとお会いしたい」という約束を交わしたことへ触れ「実現できずに残念です」と無念を明かしました。
2001年と2002年に所属した柏レイソルも「リーグ戦33試合で14得点と大きく貢献」と在籍時の功績を伝えるとともに「近年は闘病中であることを公表し、最後まで戦い続けられました」「心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んでいます。
「キーパー以外どこのポジションもできたフットボールセンスの塊、ご冥福を祈ります」「日産スタジアムに来てスピーチをしてくれたのを絶対に忘れません」「03.04年の連覇は、サンチョル無くしては語れません」とサポーターも柳さんを追悼。「暖かい日本人たちのコメント、、ユさんがこのチームをそんなに好きだった理由を今分かります」と韓国のファンからと思われる感謝のコメントも投稿されています。
韓国サッカー協会(KFA)は6月7日、柳さんの死去を公式サイトで発表。2002年に日韓ワールドカップで代表チームでプレーし、ポーランド戦で決めたゴールなど印象深いエピソードを紹介。2019年から膵臓ガンとの闘病を続けており、ソウル市内の病院で最期を迎えたと伝えています。
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