元英サッカー選手のアシュリー・ケインが4月25日、長女アゼリアが8カ月で死去したことをInstagramで公表。珍しいタイプの白血病で闘病しており、格闘家/俳優のロック様ことドウェイン・ジョンソンを含め、多くの人が回復を祈っていました。
ケインはプロサッカー選手として、コヴェントリー・スフィンクスなどで活躍。モデル、タレントとしての顔も持ち、米ケーブルチャンネルMTVが放送するリアリティー番組「Ex on the Beach」「The Challenge」に出演していました。
ケインの長女アゼリアは2020年8月に誕生。生後2カ月で珍しいタイプの白血病と診断され、闘病を続けていました。ケインがつづった「世界中の親が経験したくない出来事を経験している」「どうか私の美しく勇敢でまだ小さな娘が、命を懸けた戦いに打ち勝つことを祈って」という投稿は反響を呼び、専門家のいるシンガポールでの治療を目的に寄付金集めのサイトを立ち上げると、目標額を上回る160万ポンド(約2億4千万円)が集まり支援の輪が広まっていました。
しかしケインは9日、治療のかいなく病魔は全身へ転移し、余命わずかと宣告されたアゼリアと残された時間を過ごすため、自宅へ連れ帰ったと公表。「今日明日が山」といわれてもなお「9日間も頑張っている」と娘の生命力をたたえながら「みんながいなければやってこれなかった」と支援者へ感謝を伝えていました。11日には誕生8カ月の記念日を迎え「8カ月前までパパのヒーローはロック様だったけど、いまじゃおまえが一番のヒーローだ」と投稿。ロック本人まで届くほど拡散され「やってやろうぜ、チャンプ!」と親子を励ましていました。
最期の数日間は、娘を抱いて外出したり、同じベッドで眠ったりと、親子としての時間を慈しんだケイン。「どうしておまえが死ななくちゃならなかったんだろう」と深い悲しみに沈みながらも、「俺はとても恵まれている。おまえの父親になれて本当に幸せだった。きっとこれからも悲しい気持ちはなくならないけれど、一緒に過ごした8カ月は永遠だよ」と娘への感謝をつづっています。「楽園で安らかに眠ってくれ、プリンセス。いつか天国でおまえをまた抱きしめられるその日まで、心の中でおまえを抱いているよ」とアゼリア死去を公表する投稿には、17万件を超えるコメントが寄せられ多くの人がアゼリアの死を悼んでいます。
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