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イスラム教のお宅で作法を知らずにお祈りを…… 「宗教より気持ち」と受け入れてくれた漫画に心が温かくなる(1/2 ページ)
「あなたのやり方で伝わる」という言葉が心に染みる。
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海外のお宅で仏教式のお祈りをしてしまったものの、優しく受け入れてもらった体験談を描いた漫画が、温かい気持ちにさせてくれます。
海外での心温まる交流を描く五箇野人(ごかやじん)(@gokayajin)さんによる漫画。町を散策中に出会った女性の家で、お茶をいただいたときの出来事です。壁にはイスラムの飾りがかけられており、ムスリムとしての生活などを詳しく説明してくれます。
話を聞く最中、紳士の写真が飾られていることに気がつきます。写真の男性は亡くなった夫とのことで、弔いの気持ちを込めて両手を合わせます。
祈りを捧げながら、故人に対して両手を合わせて祈るのは仏教の作法だとハッとする五箇野人さん。もしかしたらイスラム教では、故人に手を合わせることは失礼にあたるのではないかと不安になり、申し訳なさそうに女性に確認します。
すると女性は「大丈夫。宗教より気持ち」「あなたのやり方で伝わる」と、作法ではなく五箇野人さんの気持ちを温かく受け入れてくれたのでした。
Twitterには、「思いは国境を越えますね」「作法などが分からなくても寄り添う気持ちが大事だと改めて感じました」など、違いに寛容な態度を絶賛し見習いたいとする声がたくさん寄せられました。
五箇野人さんはブログで写真付きで漫画を公開しており、こちらの漫画も現地での写真付きで読めます。漫画をまとめて読める単行本「つかれたときに読む海外旅日記」も販売中です。
作品提供:五箇野人(ごかやじん)(@gokayajin)さん
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