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国内鉄道各社91社・局が2021年7月9日から、鉄道での「暴力行為防止」を訴える共同キャンペーンを開始。PRキャラクターに藤岡弘、さんを起用し、各社の駅構内、列車内に「暴力行為防止ポスター『藤岡弘、が諭す。人を殴るのは、悪いこと。編』」のポスターを掲出します。
参加社・団体は日本民営鉄道協会(大手16社)、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、 JR四国、JR九州、札幌市交通局、東京都交通局、横浜市交通局、名古屋市交通局、福岡市交通局、ニューシャトル、北総鉄道、東京モノレール、ゆりかもめ、首都圏新都市鉄道、多摩都市モノレール、東京臨海高速鉄道、横浜シーサイドライン、愛知環状鉄道、Osaka Metro。
社会問題化した鉄道係員に対する暴力行為、客同士トラブルの暴力行為に対して、各社が連携して防止を呼び掛けます。
昨年2020年度の暴力事件発生件数は前年比204件減の377件。鉄道事業者による啓発ポスター掲出、警察官巡回や警備員配置、係員教育、防犯カメラの車内外設置などが抑止につながっており、減少傾向だった発生件数は感染症流行の影響で大きく減少しましたが、今後も暴力行為の根絶に向けてPRしていく考えです。掲出は2021年9月8日まで約2カ月。
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