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京都・洛北を走る鉄道、叡山電車(えいでん)の公式ツイッターに投稿された、鉄道写真を撮る人たちに向けた異例のお願いがネット上で話題になっています。
「列車を撮影される方へのお願い」と題されたツイートが投稿されたのは2018年11月27日。内容は同日未明に、いわゆる「撮り鉄」と呼ばれる鉄道写真家が走行中の貨車に乗用車のライト(ハイビーム)を当て、照明代わりにするという事案が発生したことを伝えるものでした。
自動車に搭載されているライトは一般的にロービームとハイビームの2種類を切り替えできるようになっていますが、前方を遠くまで照らすハイビームの光は非常に強く、直視するのもままならないほど。今回の一件に限った話ではありませんが、こういった「走行中の電車(列車)に光を当てる」という行為は運転士の視界を奪う事になり、安全確認を妨げるだけでなく、光に対する肉体の反射行動で誤操作が発生する可能性もあり、重大な事故を引き起こすかもしれない非常に危険な行為です。
今回の事案はさすがに看過できない行為とみたのか、叡山電車の投稿は「そのような行為は列車の運転の妨害になり、大変危険な行為ですので絶対におやめください」と、やや語気の強い調子で締めくくられています。
ちなみに京都の紅葉はすでに見ごろを迎えており、ピークを過ぎてそろそろ散り始めるころ。叡山電車Twitterでは京都各地の紅葉もようを伝える投稿も人気を集めています。
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