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足こぎバイクで廃線跡を走るこのカイカン 気分爽快大満足「大館・小坂鉄道レールバイク」に乗ってきた(2/4 ページ)

何と言っても元ホンモノ! レールの上を自力で走るこの喜び(電アシ付き)。

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いざ出発! いつもとは逆方向へ進む「ダブル鉄橋コース」を体験

 さあ、いよいよ出発です!

 通常は小坂方面へ進みますが、2021年6、7月の特別運行だった、いつもとは逆方向の大館方面へ進む「ダブル鉄橋コース」を楽しみました。ちょっとレア。走行距離は往復で約4キロ。所要時間は40〜60分です。

1台ずつ間隔を空けて発車します
1台ずつ間を空けて発車

 このコースには一般道路と交差する「踏切」もあります。警報器も遮断機もない「第4種踏切」(関連記事)。通常ならば鉄道が優先ですが、廃線となったここではクルマ(道路)が優先。必ず一時停止して左右の安全を確かめて通行しましょう。

ふみきりでは一時停止
踏切で一時停止

 踏切を通過するといよいよ本格的なコースの始まりです。力を込めて「全速前進!」と心の中でつぶやいて加速していきます。

道路の脇を通ったと思ったら……
道路と並走する区間が鉄道っぽい
急に山中の景色に
いきなり山中の景色に

 道路と並走する区間が鉄道っぽいなと思っていたら、急に山中のような景色になってちょっとびっくり。現役当時、実際に使われていた標識や信号もいくつかそのままになっていて、「お! あれは!」などと胸もときめきます。

「こう配標」と呼ばれる標識
数字と板の傾きで勾配とその大きさを示す「勾配標」
こちらは「踏切動作反応灯」
こちらは「踏切動作反応灯」

 この季節は草木が生い茂るので、たまに葉っぱが顔に当たるのはご愛嬌。電動アシストの力を借りながら風を切って走ると実に爽快です。

草木のアーチをくぐります
草木のアーチをくぐる

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