「ドラゴン桜」ヤンキー役で注目 西山潤「辞めたいと思うこと、何回もありました」 同期の活躍、悔やむ日々語る(1/4 ページ)
「ドラゴン桜」で演じた小橋役が注目を集めました。
「(俳優)辞めたいと思うこと、何回もありました」――“挫折した経験は?”という質問にこう答えるのは、TBS系日曜劇場「ドラゴン桜」のヤンキー・小橋役で注目を集めた俳優の西山潤(にしやまじゅん)さん。
小学1年生のころに現在の事務所にスカウトされ芸能界入りを果たした西山さんは、2006年の映画「サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜」で俳優デビュー。その後、子役として映画「20世紀少年」シリーズのケンヂの幼少時代を演じた他、近年ではNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(2019年)、映画「鬼ガール!!」(2020年)などに出演しました。
子役時代から多くの作品に出演している西山さんですが、同じ芸能事務所に所属する北村匠海さんや中川大志さんの活躍ぶりに悔しい思いをした日々も。そんな中、思わぬ形で注目を集めたのが、丸刈りにして挑んだTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」。俳優の西垣匠さん演じる岩井とともに不良コンビとして出演すると、視聴者からは2人のコミカルなキャラクターを愛でる声が多数寄せられ、ドラマ版オリジナルキャラクターながら高い人気を誇りました。
思わぬ反響に「素直にびっくりしました」と振り返った西山さん。その勢いのまま、9月18日からは、自身初の舞台作品となる劇団時間制作プロデュース公演 第二弾 舞台「ヒミズ」で主演の住田祐一役として出演。
これまで話してこなかったパーソナルな部分を明かしてくれました。
動画で見る
西山潤プロフィール
1998年7月12日生まれ
出身地:神奈川県
血液型:A型
好きな食べ物:ハンバーグ、カレー、エビフライ/嫌いな食べ物:パクチー、セロリ(苦手)
座右の銘:おごらず腐らず
西山潤とは
西山さんが芸能界に入ったのは、小学1年生のころ。家族で恵比寿を歩いていたときに、現在の芸能事務所「スターダストプロモーション」にスカウトされ、2006年の映画「サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜」で俳優デビューを果たします。
――人生で一番怖かったこと
デビュー作が「サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜」という映画で、作中、お父さん役の森本レオさんがゾンビになって目から血を出して、でかいスコップを持って追いかけてくるというシーンは、リアルで怖かったです。本当は、僕が引っ張られて逃げていくシーンだったのですが、怖すぎて最初に逃げ出したというエピソードがあるくらい。
――人生で恥ずかしかったこと
一番恥ずかしかったのは、小学生のころ事務所の演技レッスンを受けたとき。「僕、無視されっぱなしなんだけど」というせりふがあったのですが、緊張しちゃって「僕、虫刺されっぱなしなんだけど」と読んでしまって……。みんな大爆笑で……恥ずかしくて恥ずかしくてしょうがなかったです。
――愛称は?
潤が多いです。「ドラゴン桜」の現場では、「じゅんじゅん」とか「潤くん」。小学校のころは「にっしー」って呼ばれていました。
――小さいころの夢
全日空のパイロット。
――長所と短所
熱しやすく冷めやすい。
――口癖は?
この間友達に言われたのは、話しているときに「変な話、○○だよね」ってよく言うって言われました。
――一番好きな曲と最近お気に入りの曲
一番好きな曲は、Mr.Childrenの「Simple」。最近お気に入りの曲はKing & Princeの「Seasons of Love」です。
――好きな映画3選
「大脱走」「レインマン」「カイジ」
――自分を変えてくれた作品
「カイジ」は中学1年生のときに見たのですが、藤原竜也さんの熱量がビンビン伝わってきて、こういう芝居ができる人になりたいなと思って役者を続けられるきっかけとなった作品です。それは今でも鮮明に覚えていますし、今でも「カイジ」は見ています。
――あなたに影響を与えた一冊を挙げるなら
『ボックス!』(著:百田尚樹)。上下巻を1日で読んだ記憶があって、ひ弱だったやつが強くなっていく、あの熱さ、熱量に震えました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ドラマ「ドラゴン桜」“不良コンビ”岩井と小橋の東大専科参戦に喜びの声 「待ってました!」「一番うれしいシーンだった」
2人の努力も報われてほしい。 - 「ドラゴン桜」で話題のヒール役、西垣匠が“丸刈り”ビフォーアフター公開 真逆な印象も「どっちも似合う」「美坊主」の声
西山潤さんとともに劇中で丸刈りとなっていました。 - 役者であることは自分の誇り――日曜劇場「ドラゴン桜」で話題、志田彩良の人生を変えた転機と母への“反抗心”
「ドラゴン桜」の“秀才”小杉麻里役で注目を集めています。 - 細田佳央太、ほぼ無名の主役から「ドラゴン桜」を勝ち取るまで フレッシュな笑顔から分かる“純粋”さと“情熱”
熱い男だ。 - 加藤清史郎、20歳の誕生日を迎え「なんだか実感が湧かない」 「清史郎くんが…二十歳かー!」と時の流れにしみじみするファンも
どうしても、こども店長のイメージがあるからね。 - 山之内すず、小林星蘭、細田佳央太、高石あかり 10代の若者4人が考える“人との付き合い方”
それぞれが大事にしている人との付き合い方とは。