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【ゲームで老化を感じた瞬間、教えてください】「格ゲーで筋肉痛になるように」「やっと分かった“攻略本を買う大人の気持ち”」

老いからは逃げられないけど、趣味は続けたい。

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 若いうちにはピンと来ない「〇〇歳を過ぎるとこうなる」と言われるアレコレについて、いろいろな人に聞いてみよう、という読者募集企画。今回のテーマは「ゲームをしていて老化を感じた瞬間」です。

編集部まとめ

  • 集まった回答:48件(内容に重複も多いので、本記事では一部をご紹介)
  • 「ゲームをしていて老化を感じた瞬間」が訪れた年齢として回答があったのは、10〜50代まで。特に多かったのが30〜40代が多かった(合計30件超)
  • 老眼、目のかすみ、腰の痛みなど身体面での不調感は特に40代に多かった印象
  • 一方、「集中力が続かない」「長時間遊べなくなった」といった声は回答があった世代を問わず見られた。「睡眠時間が削られず健康的」とポジティブな捉え方をする人もいる

40代で訪れた“ゲームで老化を感じた瞬間”

格ゲーで筋肉痛(つめきりさん)

 かつてやり込んだ格ゲーで数時間ほど対戦したら、2日後に筋肉痛。格ゲーをプレイするときは、遊んだあとのダメージ回復時間まで週単位で考えるようになってしまった。

ゲームを集める方が楽しくなってしまった(ARA.さん)

 ゲームで老化を感じたのは、遊ぶことより集めることの方が楽しくなってしまったのを自覚したとき。

 やりこむゲームが固定され、新しいソフトを買っても古いお気に入りばっかり遊ぶ。下手に経済力に余裕ができた分、セールがあると「たぶん積む」と思ってもポチる。

アクションゲームの初期難易度が「ノーマル」から「イージー」に変わった

 若いころに普通に遊んでクリアしていたPS2以前のタイトルがリメイク。懐かしさからプレイしてみたが、全然クリアできなくなっていた。

昔は最高難易度でもクリアできていたシューティングゲームがクリアできなくなった

 年を取って困ったのは、ゲームに集中もできなくなったこと。その反面、執着心もなくなって、他人とゲームの腕前を比較して余計なストレスを溜め込むような、「お前はいったい何と戦っているんだ」という心の負の螺旋(らせん)から降りることができた点は良かったですね。

老眼でパラメータが読めない

 老眼でパラメータの細かい数字が読めなくなった。リビングにある一番デカいモニターでゲームするようになり、家族からは大ひんしゅく。

 あと、長時間同じ姿勢で座り続けていると腰が死ぬので、休憩に「フィットボクシング」をして身体をほぐしてゲーム再開。ゲームの休憩でまたゲーム……。

キャラクターが壁にぶつかる音で目が覚める(Hokkyokuさん)

 40代後半からプレイ途中で眠くなるように。特にRPGやシミュレーションなどで、顕著に集中力の低下を感じます。キャラクターやカーソルが壁(画面端とか)にぶつかる「ドンドン!」という音で目が覚めますw

 「仕事で疲れているだけだろう」と思っていた時期もありましたが、長期休暇で睡眠時間がしっかり取れているときも変わらず。時間が取れても、長時間(3時間以上)遊び続けるのは難しいですね。

 おかげで夜更かししないで済むので、健康的ではあります。しかし、長いシナリオやダンジョンに手を出す勇気が出なくなり、積んでしまうことがしばしば。クリアしないで次のゲームに手を出すことが多くなりました。

 レベル上げやオープンワールドの探索なども眠気を誘う要素にしかならないのでやり込むことができず、攻略サイト頼みで最短ルートを取ることも。本来はじっくり腰を据えてやり込むゲームが好きなのに、眠気との戦いになってしまうのが悲しいところです。

 しかしながら、「モンハンライズ」は1つ1つのクエストが短く緊張感があって、眠くなったらキリのいいところで終わらせられるのがいいみたいで、続けられています。会社の若手(2〜30代)に誘われてしぶしぶ始めたのですが、今では仲間内で一番プレイ時間が長くなりましたw

フィジカルを使うゲームはもう無理

 このあいだ、暑さを避けにたまたま入ったゲーセンでふと「太鼓の達人」が目に入り、「懐かしいなあ」と20年ぶりにやってみたら、汗が吹き出て息切れして救急車を呼ぶ一歩手前に。

 昔はワンクレジット2回だったと思うんですけど、「おおお3回目いけるやん!」って続けてしまったんですよね。心はだませても体はだませません。その後、某ディスカウントストアに行ったら「スーパーマリオ」が置いてあって。やってみたら、最初のクリボーで死にました。

30代で訪れた“ゲームで老化を感じた瞬間”

新しいゲームを遊ぶと飲み込みが遅いどころか頭痛が起こる

 「老いるとは新しい物に対して好奇心がなくなることだ」というのを、ゲームを通して学んだ。学生のときはいろいろなゲームを広く浅くやるタイプだったが、今は1つのゲームを極める傾向になった。

 35歳あたりから仕事で過労になるとゲームをしても楽しくなくなった。

3D酔いが酷くなった(焼きまんじゅうさん)

 部屋をなるべく明るくして画面から離れたうえで、正面に座ってゲームするようになりました!

「ゲームと一緒に攻略本を買う大人の気持ち」が分かった

 30代に入ってしばらくしてから、どんなに楽しくてハマったゲームでも2時間くらいで疲れを感じるように。ゲームで時間を忘れることがなくなり、小まめに休憩をとるようになりました。目や身体のためには良さそうです。

 子どものころ、叔母がゲームと一緒に攻略本を購入している意味が分からなかったのですが、この年になって理解できるようになりました。明らかにゲームに集中できなくなっています。進め方を考えているあいだにイライラしたりイヤになったりするよりは、困ったときにすぐ攻略法を確認できた方がいいですよね。

20代で訪れた“ゲームで老化を感じた瞬間”

働き始めたら……(んぬさん)

 働き始めたら、自分のお金で「ドラクエ」全シリーズ買って制覇してやると思っていましたが、ゲームを遊びたいと思わなくなりました。1回遊ぶとそれっきりで長時間続かず、全くできていません。

 あんなに遊びたかったのに。学生のうちにプレイしておけばよかった。

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(イラスト:野田せいぞ

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