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東武鉄道が2021年10月1日、復活運転後の鬼怒川線で初となる「SL大樹重連運転」を実施します。
重連運転は動力源となる機関車を複数機連結して走らせる方法。一般的に急こう配区間などで力を増すために連結されます。1機でも珍しく迫力のあるSL機関車が2機連なって走る姿は……大迫力必至です。
東武鉄道は2020年12月に「SL大樹」をSL2機体制で運行する体制を整え(関連記事)、南栗橋車両管区内でSL大樹の重連運転を披露しました。今回は「営業運転」として鬼怒川線の下今市〜鬼怒川温泉駅間を走ります。
運転は、東武トップツアーズの旅行商品「SL大樹重連 乗り鉄&撮り鉄満喫ツアー」内のイベント列車として実施。「C11 207号機」を先頭に「C11 325号機」を連結し、下今市駅10時29分発→鬼怒川温泉駅11時5分着、鬼怒川温泉駅15時37分発→下今市駅16時14分着で往復運行します。
ツアー料金は、通常乗車プラン(募集人数100人)が大人1万3800円、特別客車「ドリームカー」乗車プラン(募集人数40人)が大人1万5800円(それぞれ小人料金あり)。
SL大樹重連運転記念の「SL大樹重連運転 記念乗車券」も10月1日に発売します。硬券仕様の片道乗車券3枚と台紙のセット。台紙からSL大樹を引き出して2両連結できる仕掛けがあります。価格は1000円、限定数は3000セット。販売期間は2021年10月1日〜31日。東武線内の主要駅で販売します。
(大泉勝彦)
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