どんな人でも経験するであろう挫折や後悔。今回は、厳しい芸能の世界で活躍している3人の俳優から、これまでの人生で経験した挫折・後悔に関する話を伺いまとめました。
話を聞いたのは、FODオリジナル作品「エロい彼氏が私を魅(まど)わす」に出演している結木滉星さん、TBS系日曜劇場「ドラゴン桜」で龍海学園の生徒・小橋を演じた西山潤さん、「プロミス・シンデレラ」でラブコメディードラマへ初出演した畑芽育さんの3人です。
結木滉星さん
“ルパパト”こと「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(テレビ朝日系)で主演の朝加圭一郎/パトレン1号役を務めた結木さん。「危険なビーナス」(TBS系)や「#コールドゲーム」(フジテレビ系)など立て続けにドラマへの出演を果たしています。
――挫折した経験は?
本気でサッカーやっていたのでプロを目指していたんですけど、上にいけばいくほど周りとの差にすごくギャップを感じて。そこで人生で初めて大きなことに諦めをつけた瞬間でした。中学校ぐらいですかね。
――後悔していること
基本的にやらずに後悔するより、やって後悔したいタイプなので、やって後悔するようにしています。
――あなたにとって“挑戦”とは?
新しいことをすること。
西山潤さん
小学校1年生で芸能界入りを果たし、2006年の映画「サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜」で俳優デビューした西山さん。「ドラゴン桜」出演で注目を集め、9月18日から26日にかけて上演された舞台「ヒミズ」では主演を務めました。
――挫折した経験は?
たくさんあります。子役からやってきて、同期の北村匠海とか、中川大志とか同じ事務所にいる中で、やっぱり僕より先に売れていって「悔しい!」と思うこともありましたし、「辞めてー」と思うこと何回もありました。でも、やっぱり辞めなくてよかったと今思います。これからもあると思いますけど、今までもたくさんありました。
――後悔していること
毎現場毎現場、後悔するんですよ。あそこもうちょっとこうできたなとか、やっぱり結局現場で自分が思っているようにできていない。こうしていこうと思ったところで、いかにその100%を自分が越えられるかというのが大事だと思うので、もっとやり切っていきたい。
――あなたにとって“挑戦”とは?
ちょうど次、初舞台「ヒミズ」があるんですけど、それこそ挑戦だなと思います。自分が今まで経験したことのないことや、見たことのない景色にどれだけ自分が熱と覚悟を決めて望めるかというのが挑戦かなと思うので、次の舞台頑張ります。
畑芽育さん
1歳で芸能界入りし、教養バラエティー番組「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」(NHK BSプレミアム)で7年間レギュラー出演を務めた畑さん。「女子高生の無駄づかい」や「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」など話題作へ出演し、「プロミス・シンデレラ」では山ノ井さくらを演じました。
――挫折した経験は?
あります。オーディションとか受けて落ちるたびに挫折しては、「また次やってやる!」という気持ちで奮い立たせ、自分で自分を鼓舞しています。
――後悔していること
中学生のときに寝坊癖がすごくて、あるオーディションに寝坊して行けなくなっちゃったんですね。遅刻ということで。それは一生の後悔というか、「もう絶対しないぞ」って強く思いました。
――あなたにとって“挑戦”とは?
楽しいこと。
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