ボードゲーム部の女の子と先輩男子が「愛してるゲーム」で相手に勝とうとする漫画がうらやましくなるほど甘々な展開です。作者は漫画家・イラストレーターのにいち(@niichi021)さん。
八重歯がかわいい後輩の女の子は、ボードゲームの対戦で容赦なくボコボコにしてくる先輩に対して、今日も負けず嫌いを発揮します。
先輩に「悔しいなら君が勝てるゲームで挑めばいいだろう」と言われ、女の子が選んだのが、一時期流行した愛してるゲーム。「愛してる」と交互に言い合って先に照れた方が負けという単純なゲームです。「ふふ…先輩みたいなオタクはこういうの(恋愛系)に弱いはず……勝てる!!」なんて思っていた女の子でしたが……?
ルールを説明した途端、先輩は「…参ったな、そんなルールでは間違いなく俺は照れてしまう」と言い出し、彼女のことを意識していることを認めると「俺は君のことが好きだ、ずっと前からな」「愛してると言ってもいい」なんて言葉を次々と口にします。それはもうほとんど告白では……!?
さすがの女の子も、これには照れてしまいストップ! すると先輩は、冗談(ウソ)の告白をしていたことを伝えて勝利宣言するのでした。しかし、女の子が顔を赤くして「…先輩嫌い!!」と怒るのに対して、「俺は愛してるけどな」と冗談を続けるように返す先輩の顔は“真っ赤”になっていて――。どっちもかわいくてニヤニヤが止まらない!
漫画のタイトルは「嘘つき愛してるゲーム」。読者からは「本音がダダ漏れてる嘘つき…尊い…」「実はすでに内心照れていたから、『ゲームは俺の勝ち』っていう告白がウソだったってことだね」などの感想が寄せられ、「最高」「明日もがんばれる」と癒やされたひとの声が上がっています。また「このゲーム最初の脱落者はおれたちだな」なんて声も。
にいちさんはTwitterやpixivなどで、胸キュンでほっこりな日常漫画を公開中。単行本は青春エピソードの連作短編コミック『彼女の季節 ―少女アラカルト―』や、ネットゲームで知り合った男女のお話を描いた『現実もたまには嘘をつく』(既刊2巻)が販売中です。
作品提供:にいち(@niichi021)さん
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