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20年連れ添った大切な相棒「エルフ」と別れを迎えた日。ちょっと不思議なことが起きた……! そんな話をまとめた漫画「エルフ物語」が、Twitterで注目を集めています。
作者は漫画家でトラックドライバーのぞうむし(@zoumushi6)さん。職場で聞いたドライバーたちの不思議な体験(関連記事)を漫画で描き、Webサイト「オモコロ」で連載しています。
今回の話は、トラックドライバーのTKさんが20年もの間、仕事で使っていたトラック「エルフ」を引き取ってもらう時に起きた「不思議なこと」のエピソード。別れを惜しみつつ、これまでを労ってトラックをキレイに洗い、ピカピカに拭きあげて別れの日を迎えました。
長い付き合いだけにエルフのクセを知り尽くしているTKさん。業者の方がなかなか動かせないセルモーターも、TKさんは一発で始動して見せます。
TKさんがエルフと走った距離は98万キロ。なかなかの距離を走っていますが、機械式部分が多い時代の車体のため、海外では高い需要があるそうです。TKさんが大切に使っていたことから状態もよく、きっと新しい土地でも活躍してくれるだろうと「色んなとこ行って、色んなことがありました」と別れを惜しみながらも見送りました。
それから数日後、TKさんは新しいエルフの鍵を受け取るのですが、なぜかそこには先代のエルフの鍵も。何でも先代のエルフは引き取られた後にクランクが割れて、廃車になってしまったそうです。
まるでTKさん以外には乗って欲しくないかのように……。TKさんは否定しますが、そういうの、あると思います。
画像提供:ぞうむし(@zoumushi6)さん
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