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日夜、日本全国に荷物を運ぶトラックドライバーたち。その中の1人が出会った「謎の白バイ」の話がTwitterで注目を集めています。
作者はトラックドライバーで漫画家のぞうむし(@zoumushi6)さん。Webサイト「オモコロ」で仕事にまつわる作品を発表しています。過去にはドライバーたちの体験した不気味な体験(関連記事)を描いた漫画などでも話題になっていました。
今回は、ベテランドライバーのTさんが20年前に出会ったという「謎の白バイ」の話です。
Tさんが走行していたB峠は、カーブがキツく事故の多い場所でした。濃い霧に覆われて視界が悪すぎたため、ハザードランプを付けて停車していたそうです。
そこに1台の白バイが登場して、ジェスチャーで「ついてこい」と指示します。Tさんは「濃霧の中でも白バイのランプははっきり見える」ことから、白バイが誘導してくれるならと後を追うことにしました。
しかし、しばらく走ると白バイのランプは突然消えてしまいました。Tさんは慌ててブレーキを踏み、そのまま霧が晴れるのを待つことにしました。
しばらくして霧が晴れ、Tさんが周囲の様子を確認すると、トラックはすでに国道に出ていました。
やっと一息つけそうでよかった……と思いきや、ふとTさんが後ろを振り返ると、そこにはガードレールごと崩れ落ちた道路の姿。本来の半分ほどしか残っていなかったそうです。
Tさんが出会った謎の白バイは本当にこの世の人だったのか……? いずれにせよ、Tさんは謎の白バイに「感謝をしている」と語るのでした。
画像提供:ぞうむし(@zoumushi6)さん
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