そんな使い方も!? トラックドライバーは日常的に使うけど、一般的には馴染みのない謎の道具「ラッシング」とは?

一見どう使うのか分かりませんが、実はスゴイ道具なんです。

» 2020年10月13日 16時00分 公開
[鈴木伊玖馬ねとらぼ]

 人々が生活する上で欠かせない「物流」を支えるトラックドライバーたち。彼らが日常的に使っているけど、一般的には知られていない、とある「道具」を紹介したツイートが話題になっています。

photo この道具の正体とは……?(写真はTwitterより)

 その道具とは「ラッシング」というベルト。紹介しているのは、現役トラックドライバーでWebサイト「オモコロ」で仕事にまつわる作品を公開している漫画家・ぞうむし(@zoumushi6)さんです。いったいどんな道具なのでしょうか?

 ラッシングとは、荷台に積み込んだ物が崩れないようにガッチリとホールドするための「留め具」です。バックルで止める布製のズボン用ベルトを強化したようなもので、ベルトをセットしてハンドルをカチャンカチャンと動かすと、ベルトを巻き取って締め上げていくという構造をしています。

 シンプルな道具に見えますが、耐重量はなんと1トン以上! たくさんの荷物もしっかり固定してくれます。ぞうむしさんは待ち時間に映画「レオン」に出てきたシーンをイメージして、腹筋を鍛えたりしているそうです。そういう使い方もあるのか……!

photo 見た目以上に頑丈な道具です(写真はTwitterより)

 ツイートを見た人の中には、「あれラッシングって言うんだ」と初めて名前を知ったという反応のほか、同業と思われる人たちから「締め過ぎてレールがベニヤから剥がれた事がある」「どこまでも締まっていくからおかしいな? と思ったら荷物が潰れている」といった体験談も寄せられていました。

 なお写真に写るラッシングは、誤って「角当て」と呼ばれる青い部分を巻き込んでしまっています。そのため、ぞうむしさんは「角当て(青い部分)を巻き込んでいました。巻き込まないようにご使用ください」と注意を呼びかけています。

photo 使用方法には注意が必要です(写真はTwitterより)

画像提供:ぞうむし(@zoumushi6)さん



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」