脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」(1/3 ページ)
何気ない日々の幸せに気付かされます。
脱北した女性たちが初めて日本のお寿司屋さんにいったときの様子が、YouTubeで注目を集めています。動画は記事執筆時点で100万回以上再生され、2万5000件を超える“高評価”を獲得しています。
お店の清潔さにびっくり
動画を投稿したのは、日本で暮らしている韓国人YouTuberの「IKITERU【イキテル】」さん。
今回の動画は、脱北して韓国で暮らしている女性2人が人生で初めて来日したときの様子を撮影したものです。日本に来たらお寿司を食べたいと話していたことから、銀座の寿司店を予約しました。
店内に入った2人は、興味深そうに周りをキョロキョロ。トイレに行ってきたセヨンさんは「すごくきれいだった」と感激しています。
座っていたユミさんも「お店の床でお餅をついてもいいくらいきれい」と称賛。日本は行くところ全てがきれいだと感じているようです。
日本酒やサラダを楽しむ2人
テーブルの箸が横向きにセットされていることに気付いて写真撮影をするセヨンさん。温かいお酒がいいということで熱燗を注文してもらいます。
北朝鮮では日本酒を見たことがなかったという2人。おちょこに注いだ熱燗を味わい、「胸の奥で広がる感じがする」「鼻を刺激する感じがする」と気に入ってくれたみたいです。
サラダが届き「いただきます」と食べ始めると、野菜がすごく新鮮で、ドレッシングもおいしいと語ります。
いよいよ、お寿司を堪能
そうして、いよいよ赤いお盆に乗ったお寿司が到着。色鮮やかな一皿にテンションが上がり、写真撮影も捗ります。
ウニの軍艦巻きを指さして「これは何ですか?」と質問するユミさん。北朝鮮の前最高指導者の好物がウニ入りの寿司というのは知っていたけれど、住民たちは寿司が何なのかも分からなかった、本場で食べられるのはうれしいと話します。
ウニ軍艦を口に入れた途端、至福の表情を浮かべる2人。しばらく味わった後、「こんなにモチモチしているんですか? このご飯はもち米ですか?」と疑問を口にします。どうやら、ふっくらとしたご飯に感激していたようで、ウニとの組み合わせをほめたたえました。
さらに、玉子焼きを食べたセヨンさんがユミさんに「玉子食べてみて」と声をかけます。ほんのり甘い玉子焼きは初めての味だったとのことで、2人とも気に入ってくれたようです。
その後、お寿司を手で食べることがあると教えてもらった2人は早速挑戦。「本当においしい」と食べ進めます。
残した家族を思い、涙ぐむ
すると、ふと「みんな同じ人間なのに、北朝鮮の人たちはこれを見ることもできず、聞いたことさえないので心が痛む」と話すユミさん。セヨンさんも「日本ではこんなにいいものを食べられていますが、平壌に住む両親はこのような世界があることを全く知らないと思う」と話し、2人とも「心に引っ掛かるよね」と声をそろえます。
ユミさんは家族みんなで脱北したのですが、セヨンさんは子どもと2人きりとのこと。「節目の時やクリスマスにはとても寂しくなることが多い」「もっとたくさんの家族と一緒に、こんなにおいしい料理を食べられたらすごく幸せなんだろうなといつも思う」「お酒が好きな父と一緒にお酒を飲みたかった」と涙ぐみます。
「いつかそういう日が来ますよね」と自分を奮い立たせるセヨンさん。周りも「きっとその日が来て一緒に日本に来てお寿司を食べられる日が来ると思います」と答えます。
ユミさんは前日の夜、お母さんに電話をして「日本に来たよ」と話をしたとのこと。「北朝鮮の人は日本という国をとても先進国で良い国だと知っている。みんな行きたがっている」のだといいます。
その後、北朝鮮では平均27〜30度の強めのお酒を水のようにガブガブ飲むという話になると、「正気では生きていけない世界なのでお酒に頼る」「少しでも肩の荷を下ろして忘れようと、そのために飲む」などつらい現実を語る2人。
食事を終え、お皿を下げに来た店員さんに、ユミさんが日本語で「おいしい」と感想を伝えます。そうして、一行は満足げにお店を後にし、動画は終わりを迎えました。
「涙が出ました」「心打たれました」
コメント欄には「泣いてしまった」「脱北しても何かを抱えたまま悩みながら生きているんですね」「ちょっと私も涙が出ました。当たり前のようにおいしい物が食べれる事に感謝です」「北朝鮮の実情と残してきた家族への思いに心打たれました」といった声が寄せられています。
IKITERU【イキテル】さんたちは、Instagram(@ikiterutomodachi)やX(Twitter、@IKITERU7)でも情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、2人が日本に到着した直後や初めて日本の電車に乗った日の様子、反日教育についての本音など公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「IKITERU【イキテル】」
関連記事
- 韓国人が「日本語だと知らずに使っている日本語」が意外すぎて42万再生→ほっこりするオチに「全部持ってかれた」「お母さんかわいすぎwww」
- インコの投稿に韓国語でコメント→「誹謗中傷だったらどうしよう」とドキドキで翻訳すると…… “衝撃のパワーワード”にネット爆笑
- 新婦入場をスマホで撮影する父、一番いいシーンでまさかの……? 大爆笑の展開に「歯磨き中に吹いてしまったw」「結末わかってたけど笑ったw」
- 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
- 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」
- 駐車場の柱に貼られた“恐怖の注意書き”が222万表示 「闇のゲームのはじまりだぜ!」「車を3台リリースされそう」の声
- 美容室で「ミライドンみたいにしてほしい」と言ったら…… 衝撃のビフォアフに「伝説になれそう」「色彩センス神!!」と1182万表示
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
-
「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
-
「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
-
【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
-
おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
-
「リンゴを○○で巻いて焼くとヤバい」 リンゴ農家がオススメする“意外な食べ方”に30万表示の反響 「絶対においしいやつ」
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」