「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」(1/3 ページ)
2006年発売のIntelプロセッサ初搭載モデルです。
ハードオフで18年前の「iMac」のジャンク品を購入して修理する動画がYouTubeに投稿され、見応えのある内容が「素晴らしい」「凄い技術」と反響を呼んでいます。記事執筆時点で15万回以上再生され、“いいね”は3600件を超えています。
「電源入りません。動作未チェック。メモリーとHDDなし、本体のみ」
投稿したのは、主にApple製のパソコン「MacBook Pro」や「iMac」の修理・改造をしているマカロンさん(@macaron)。今回修理するのは、2006年発売の17インチモデルのiMac(型番:A1173)で、それまでのiMacに搭載されていたCPU「PowerPC」から、Intelプロセッサへ移行した初めてのiMacです。
ジャンク品で価格はなんと1100円。マカロンさんも「私が買わないとずっと売れ残りそうなのでタダでもいいのではないかのレベル」というほどのジャンク品ですが、果たして修理可能なのでしょうか。
購入時の状態は「電源入りません。動作未チェック。メモリーとHDDなし、本体のみ」となっており、改めてチェックすると本体のアッパーケースがなぜか半開きになっていました。手持ちの電源ケーブルを差すと電源自体は入りましたが、映像出力はなく、メモリを取り付けても画面には何も映らないまま……。
素人ならここで諦めてしまいますが、マカロンさんはここから分解して原因を探っていきます。ひたすらネジを外し、中を開き、パーツを外しながら変わったところがないかチェック。同時に汚くなっていた内部の清掃およびメンテナンスも行います。ちなみにCPUを確認すると「Intel Core Duo T2400(1.83GHz)」でした。
きれいにしてからパーツを全て元に戻し、ストレージは手持ちのSDDを使用。画面が映らなかったのは、液晶のデータケーブルが未接続になっていたのが原因でしたが、内蔵ディスプレイのコネクター部分が壊れており、不気味なほど真っ赤な画面が映し出されます。
壊れている部分のパーツを探すも、古すぎて入手できないという事態に。それでも諦められないマカロンさんは、端子付近を手で押さえて変化するポイントを見つけ、接触不良の場所を突き止めると、ディスプレイの裏側を分解してメス側端子をマイクロスコープで検査します。
しかし接触不良は試行錯誤しても直らなかったため、最終手段としてポリウレタン銅線をハンダ付けして直結させるという、“技術力によるゴリ押し”でなんとか解決させています。まさかのダイレクト接続……!
ついに復活
細かい部分も修理して仕上げ、再び電源を入れると、懐かしのMac OS Xのウエルカムムービーが正常な色味で流れました。カメラとマイク、さらに当時付属していたiMacのリモコンでの動作チェックも完了し、マカロンさんは「現役では使うのは厳しいですが、たまに起動して音楽再生用iMacとして使うのも良きかも」とコメントしています。
想像を超える修理の様子と、見事に復活させたマカロンさんの手腕に、視聴者からは「すごすぎる」「凄い執念」「見入ってしまった」などの声が上がり、直るまで諦めない姿勢に「愛が勝ちましたね。さすがです」「めちゃくちゃ愛を感じる」といった声も届いています。
YouTubeチャンネル「macaron / マカロン」では他にも、ジャンク品の「MacBook Pro」や「Macintosh Color Classic」を修理する動画などが公開中。情報はマカロンさんのXアカウント(@macaron17667178)でも発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「macaron / マカロン」さん
関連記事
- 新婦入場をスマホで撮影する父、一番いいシーンでまさかの……? 大爆笑の展開に「歯磨き中に吹いてしまったw」「結末わかってたけど笑ったw」
- 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
- 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」
- 駐車場の柱に貼られた“恐怖の注意書き”が222万表示 「闇のゲームのはじまりだぜ!」「車を3台リリースされそう」の声
- 美容室で「ミライドンみたいにしてほしい」と言ったら…… 衝撃のビフォアフに「伝説になれそう」「色彩センス神!!」と1182万表示
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
鮮魚店で売れ残っていたタコを連れ帰り、水槽に入れたら…… ヤバすぎる光景に「こんなに可愛いなんて!」「笑ってしまった」
-
ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
-
「まじで終わってる」 マクドナルド「エヴァ」コラボ品“高額転売”に嘆く声…… 「結局欲しい人が買えない」
-
「やばwww」 ハードオフに「8円」で売られていた“まさかの商品”に大仰天 「田舎の負動産みたい」
-
15歳で妊娠した女性、当時は「子どもが子どもを産んで」と言われたことも…… 10年後、大人になった姿に反響
-
タンクトップ姿のパパ「昔はモテた」→娘は信じていなかったが…… かつての姿に衝撃走る「『トップガン』に出ていても納得」【海外】
-
藤本美貴、“庶民的すぎる朝ご飯”に共感の声 「うちも全く一緒の朝ごはん」「今度やってみよ」
-
初めてのお風呂で「イヤー!!!」と大絶叫していた保護子猫→3年後…… 思わず涙の劇的成長に「可゛愛゛い゛ぃ」「信じられない」
-
「センス抜群」 弟から届いた結婚祝い→開けてみたら…… “粋すぎるチョイス”に絶賛の嵐 「しゃれたことをなさる」
-
「そんなバナナ!?」 値引きコーナーの「バナナ」をよく見ると…… 衝撃の中身に「大爆笑させていただきました」
- 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
- 「大根は全部冷凍してください」 “多くの人が知らない”画期的な保存方法に「これから躊躇なく買えます」「これで腐らせずに済む」
- 浜崎あゆみ、息子2人チラリの朝食風景を公開 食卓に並ぶ“国民的キャラクター”のメニューが意外
- 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
- 中2長女“書店で好きなだけ本を買う権”を行使した結果…… “驚愕のレシート”が1300万表示「大物になるぞ!!」「これやってみよう」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”の家族に反響 ジュノンボーイの幼少期が香取慎吾似?【コンテスト特集2024】
- 大好きなお母さんが他界し、実家でひとり暮らしする猫 その日常に「涙が溢れてくる……」「温かい気持ちになりました」
- 「やばすぎ」 ブックオフに10万円で売られていた“衝撃の商品”に仰天 「これもう文化財」「お宝すぎる」 投稿者に発見時の気持ちを聞いた
- 「こんなおばあちゃんになりたい」 1人暮らしの93歳が作る“かんたん夕食”がすごい! 「憧れます」「見習わないといけませんね」
- 【今日の難読漢字】「碑」←何と読む?
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」