ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事を伺う企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「子どものころ、お風呂で歌っていたら……」というお話を伺いました。よくあるシチュエーションなのですが……そうなるのかあ。
連載:うっかりおうちで死にかけた
我が家は落ち着く、心が安らぐ場所―― そんなイメージに反して、時には自宅でも命に関わるような危険な事故が起こることが。ただ日々過ごす場所だけあって、どんな危険があるのか気付きにくいもの。「うっかり自宅で死にかけた体験談」をいろいろな人からいろいろ聞いてみよう、という企画です。
なお、体験談はねとらぼの企画募集用Twitterアカウント(@nlab_boshu)にて募集中。こちらのDMなどでお伺いしたエピソードをご紹介しています。
呼吸困難になったうえに、喉もガラガラ
小学5年生のころから1人でお風呂に入るようになり、ある日、歌を歌いながら髪を洗っていました。
―― ちょっと楽しそう……ですが、そういう企画ではないんですよねこれ。
歌の息継ぎのタイミングと重なってしまったのか、頭からこぼれ落ちた泡を口で吸いこんでしまって。よく覚えていないところもありますが、泡の大きさは小学生男子の片手半分くらいだったかと思います。
泡で気管がふさがったのか、呼吸困難に。もしかしたらうまい呼吸法があったのかもしれませんが、当時の私はパニックでどうしようもなく、ももをガクガクけいれんさせ、ひざを床にたたきつけていました。
―― その後、どうなりましたか?
シャワーや騒音を聞きつけた母親が持ってきたコップから、大量の水を飲んで助かりました。
お風呂を出たあとは咳(せき)払いで、なかなか寝苦しい夜を過ごしました。翌朝、耳鼻咽喉科に行って薬ももらったのですが、1週間くらいは喉がガラガラで、声も出しづらい状態が続きました。
「もう髪を洗っている最中は歌わない」と今も固く心に誓っております(笑)
本企画では取材させていただける読者の方を募集しています
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