advertisement
南極という過酷な環境にアマチュアのラリーチームが挑戦。大陸横断という目標を達成するために作り上げた専用カスタムのポルシェが公開されています。
このカスタムカーを作り上げたのは「ヴァルキリーレーシング」という海外のモータースポーツチーム。アマチュアのラリードライバーであるレニー・ブリンカホフを中心に、各大陸走破を目標に活動しており、次に挑むのは最後の目標である南極。極寒の過酷な環境を走るために、さまざまなカスタムが施されました。
ベースとなっているのポルシェ「356」。ポルシェが戦後まもなく開発したスポーツカーであり、今でも高い人気を得ているモデルです。
南極の雪上を走行するために後輪は無限軌道に変更されており、前輪はスキー板を装備。後輪から得られる推進力を使ってソリのように進みます。エンジンだけでなく、ソーラーパネルによる太陽光発電もエネルギー供給の方法として採用しているのも特徴です。
ヴァルキリーレーシングによる南極横断チャレンジは、2021年12月にスタートする予定。目標を達成して無事に帰還できることを祈っています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ロケットのようなバイク「アパルーサ V2.0」がアイスレースに参戦 時速180キロでロシア・バイカル湖を爆走
魔改造コンチネンタルGTこと「ウルトラタンク」も参戦しています。 - 氷上のモータースポーツ「アイスレース」にベントレー参戦 特別車「アイスレース コンチネンタルGT」発表
屋根の上にはスキー板を固定できるラックも用意しています。 - 4メートルの積雪もなんのその! ロシアで爆誕した“無限軌道”魔改造コンチネンタルGT「ウルトラタンク」が雪原に挑む
積雪約4メートルの雪山を「ウルトラタンク」が元気に走り回っています。 - これがシベリア仕様ということか!? ドゥカティを魔改造したロシア式3輪バイク「ヨンドゥ」がめっちゃイケてる
シベリアで行われるアイスレースのため作られました。 - 潜水艦で来た 米原潜が北極海の氷を突き破って浮上する動画がかっこいい
北極海での演習の1コマ。