風船が床に落ちないように打ち合う競技「バルーンワールドカップ」がスペインで開催され、「おもしろそうだ」と話題になっています。
ソファーや机を置いて一般的な家庭のリビングを再現した舞台に、車やアーケードゲーム機などを設置。選手たちが風船をたたくために、狭いすきまを走りまわります。
風船がたたかれる度に舞台のあちこちへ飛び回り、ゆっくりと床に落ちていくため、バレーボールやバドミントンをスローモーションで見ているような緊張感が伝わってきます。Twitterでは「多分人生で初めてスポーツしてみたいって思ったわ」といった感想や「車メーカーがスポンサーになってくれたら即成立するのが興行的に強い」「スタジアムスポンサーみたいな感じでニトリ杯、無印杯、IKEA杯なんてあったら良いですね」など日本でも開催してしまいそうな具体案まで飛び交っています。
CNNによると「バルーンワールドカップ」は、リビングで風船をたたいて遊ぶ動画がTikTokで注目を集めたことが開催のきっかけ。最初は地面に当たったかどうかで口論になり、結果を確認するために動画を撮影。白熱した遊びの様子を投稿したところ、動画には100万以上の高評価が集まったといいます。
動画の人気を受けてFCバルセロナのジェラール・ピケ選手などが企画し、スペインで第1回バルーンワールドカップが開催されました。コートの広さは8×8メートル、風船を上向きに打ち、地面に触れるのを防ぐことができれば得点となります。参加チームは32カ国となり、最初の動画を投稿したアレドンド兄弟もアメリカの選手として参加しました。
画像はBalloon World Cup(@BalloonWorldCup)から
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