プロジェクトを成功させたいけど、子どもとの時間も大事にしたい 息子の何気ない一言に救われた漫画が染みる(1/2 ページ)
水彩画の繊細なタッチで、表情や揺れる気持ちを描いています。
やりがいのある仕事も、子どもとの時間も、どちらも大切。だけど両立は難しくて……。そんな中、子どもの何気ない言葉に元気づけられたというエピソードを、yukko(@yukko_96)さんが水彩画の繊細なタッチで描いています。
任されたプロジェクトが佳境に入ったかおりさんは、2歳の息子、りょうちゃんを夫に任せて休日出勤をすることも。遊んでほしそうなりょうちゃんに「お母さん今日はお仕事なんだ」と言うと、「あいっ」と笑顔で送り出してくれました。
遅くに帰宅したかおりさんは、りょうちゃんの様子を尋ねます。「ちょっと泣いたけど楽しそうに過ごしてたよ」と答える夫。気持ちよさそうに眠るりょうちゃんに、かおりさんは「落ち着いたらいっぱい遊ぼうね」と優しく語りかけました。
職場では「いいものをつくりたい」と仕事に熱中するかおりさんですが、あっという間に保育園のお迎えの時間が来てしまいました。かおりさんは「時間が足りない……りょうちゃんが待ってる」と焦ります。そして、他の社員が残るなか退社し、急いで迎えに行きました。
保育園からの帰り道、自転車用チャイルドシートからりょうちゃんが「おかあたん」と呼びかけます。「大丈夫だよ」「きっと大丈夫だよ!」と言うりょうちゃん。かおりさんは聞いたことのあるフレーズを言っているだけだと思いながらも、心は晴れていったのでした。
「職場の私と、母の私のあいだで揺れ動く話」は、yukkoさんがフォロワーの体験談を漫画化した作品。妊娠・子育て情報メディア「ままのて」にて連載中の「#忘れたくない瞬間」シリーズとして掲載されています(掲載ページ「君がいるから、がんばれる。」)。
yukkoさんは3歳と1歳の息子を育てるなかで芽生えた気持ちや、子育てに関するエピソードを描き、TwitterやInstagram、noteに投稿しています。
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これホント根深い問題ですね……。