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「欲しいっていうから産んでやったのに…!」 ワンオペ育児で限界、「産後クライシス」の体験を描いた漫画に「泣いた」と共感の声(1/2 ページ)

解決策は意外とシンプル、でも難しい。

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 出産後に育児で疲弊し、夫ととすれ違い……「産後クライシス」の実体験を描いた漫画「我が家の産後クライシス」が話題です。作者は漫画家のことり(@mamakyoja)さん。

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 結婚後、夫との新生活はうまくいっていたということりさん。1つだけ合わないことがあるとすれば、子どもを授かりたい時期が違ったこと。ことりさんは子どもはまだ後でいいと思っていました。

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 第1子を出産すると、授乳やおむつ替えで寝られない日々が始まりました。夫に手伝ってほしいと思いながらも、仕事のことを考えると頼れず、ことりさんは一人でお世話を続けていました。

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 ことりさんの体調が悪くなっても育休は取れないという夫。子どもの笑顔は支えになったものの、ワンオペ育児のつらさは限界に達し、心臓の痛みで動けなくなるほどに。ことりさんは「もう無理」と吐き出そうと決めました。

 自分はやりたいこともひとりの時間も我慢しているのに、「息子に興味ある!?」「スマホばっか見て」と夫を責めることりさん。言いつのるなかで口をついて出た言葉は「そっちが欲しいっていうから産んでやったのに…!」。本当は助けてほしかっただけだったのに、子どもを愛しているのに、傷つける道具にしてしまったのだと、ことりさん自身が傷ついてしまったのです。

 ことりさんのつらさを知った夫は、もっと支えられるようにすると約束し、それから家族の形は少しずつ変わってきたといいます。ことりさんも「助けて」と言えなかった自分に気づき、この先は伝わるまで何度でも話をしようと誓ったと結んでいます。

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 出産後は寝不足やホルモンのバランスの変化、子育ての不安など、さまざまな要因で、程度は違えど不安定になりがちです。だからこそ、察してほしい、言ってくれれば……と心に思っているだけでなく、夫婦で思いを伝えあって、協力して子育てしていきたいものですね。

 読者からは「泣いちゃったよー 私は全然適当でこんなに抱え込まなかったけど、多くのママがこんな感じなんだよね」「振り返ると自分の伝えてなさも良くなかったって思えるんだけど渦中だと思えないんだよね。何よりホルモンバランスと寝不足がね…」「私だけが!ってなっちゃうんだよね。。。よく分かる。」など、共感するコメントが寄せられています。

 作者のことり(@mamakyoja)さんは、水球をテーマにした漫画『水球男子』を手がけたほか、現在はebookjapanでラブコメ漫画「ご教授ください! 〜春月准教授の恋愛マネジメント〜 」を連載中です。

作品提供:ことり(@mamakyoja)さん

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