ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

育児書の主語は「ママ」ばかり? 「パパが出てこない……」育児中の夫の心の叫びを描いた漫画に共感の声(1/2 ページ)

ママとパパが同じ状況で育児をできる世の中になりますように。

advertisement

 育休中のパパが育児書を読んだときなどに感じた疑問が共感を呼んでいます。エッセイ漫画を手掛けたのは、妻のこむぎ(@komugi_baby77)さんです。

育休中の夫のパパの叫び05 育児はママだけのものなの?

 ふと育児書に手を伸ばした夫。すると「ママは赤ちゃんにとって特別な存在」「ママは寝不足で辛い時期」「ママは離乳食を始める時…」と主語がことごとく「ママ」であることに気付いてしまいました。「パパも!! ここに!! いる!!」と思わず号泣。

育休中の夫のパパの叫び01
育休中の夫のパパの叫び02

 育児書に驚くほど「パパ」が出てこないと嘆く夫。ようやく見つけた「パパ」に関する記述は「オムツ替えさえできれば安心!」「ちょっと心配だけどパパを信じてみよう」というものでした。それを読んだ夫は、一生懸命仕事しているのに仕事を任せてもらえない新人のような気分だと、さらにショックを受けたようです。

育休中の夫のパパの叫び03
育休中の夫のパパの叫び04

 

 ほかにも定期健診の書類の質問がママが書く前提となっていたり、外出先でおむつ替えとミルクをあげたいときに男性が入るのがためらわれる「授乳室」しか見つからなかったり……。誰でも育児に参加できるよう「育児室」とかにしてほしい、という案には思わずうなずいてしまいます。

 できる限りママとパパが協力して子育てをする、という流れになってきているはずなのに、まだまだ「育児はママが主体」という先入観が社会のあちこちに残っているんですね。

 読者からは「わかりみ」「夫も同じこと言ってたな」など、共感するコメントなどが寄せられています。

作品提供:こむぎ(@komugi_baby77)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る