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北京オリンピック開会式でサモア選手が上半身裸の民族衣装で入場 不参加のトンガ選手「砦を守ってくれた」(1/2 ページ)

五輪開会式の風物詩になりつつあります。

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 北京オリンピック(五輪)がついに開幕。2月4日に行われた開会式の選手入場で、サモア選手団の旗手が上半身裸の民族衣装で入場し話題に。過去の大会で同様の衣装で旗手を務めた選手も自身のInstagram上で「砦を守ってくれた」とエールを送っています。

 同日の北京の気温は氷点下4度。極寒にもかかわらず、サモアのネイサン・クランプトン選手が上半身裸で登場するとネット上では「サモアが優勝」「さ、寒そう〜!」と大きな話題に。

 この姿に「アメリカ領サモアが砦を守ってくれた」とSNS上で反応したのが、トンガのピタ・タウファトファ選手。タウファトファ選手は、東京五輪を含む夏冬五輪に3大会連続で出場。開会式で民族衣装を身にまとい、上半身にココナッツオイルを塗り込んだ“テカテカ”姿が世界中で親しまれていました。

 タウファトファ選手を思い出す声はTwitter上でも多く見られ、「サモアがトンガの代わりに頑張ってる」「サモア人が意思を継いでくれた」といった声が上がっていました。クランプトン選手はスケルトンに出場予定です。

 タウファトファ選手は本大会には不参加。トンガで1月に発生した、大規模な噴火と地震・津波被害の復興支援に専念しており、同氏が呼びかけたクラウドファンディングではこれまでに9000万円以上の寄付を集めています。

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