「巣に帰るドローンかわいい」「入場曲にドラクエの曲」 東京五輪開会式にさまざまな声、幻の演出も(1/2 ページ)
【日本第1号メダル】柔道女子48キロ級で渡名喜風南選手が銀メダルを獲得!
東京2020オリンピック競技大会の開会式が7月23日に国立競技場で行われ、ドローンを使った演出、ゲーム音楽を使用した入場などにさまざまな声が溢れました。
MISIAの国家独唱
レインボーカラーが印象的なドレスで国家を独唱したのはMISIAさん。「歴史的瞬間に心震えた」「カッコ良く、美しかった」とその歌唱力を絶賛する声がたくさん上がっていた他、ふわふわとしたドレスと美しいドレスには「すごいかき氷感」という声も寄せられていました。
ピクトグラム演出
競技をイメージした絵文字「ピクトグラム」をイメージしたパントマイム演出は、息の合ったコンビネーションとコミカルな動きで世界中を驚かせました。担当したのは、世界的なパントマイマーの「が〜まるちょば」HIRO-PONさん、パントマイムデュオ「GABEZ(ガベジ)」のMASAさんとhitoshiさんなど5人。
カメラワークを生かした演出には「開会式お家から観てもすごく楽しめる構成」「コロナ禍で無観客だからこそできた演出と思うと、この演出は今回しかできなかったんだと思って震えてる」と絶賛の声が上がっているほか、「ヤバい!この演出好きだわ!完全に仮装大賞じゃん!」との声も上がっていました。
ドローン演出
今回の開会式ではドローンが大活躍。ジョン・レノンさんの名曲「イマジン」を五大陸の歌手で合唱する演出の際には、複数のドローンを組み合わせて空中に歌詞を表示する演出が行われていたようです。
役目を果たしたドローンは明治神宮野球場へ帰っていき、その様子にも「巣に帰るドローンかわいい」との声が上がっていました。
なお、ピクトグラム演出中には、ドローンが隊列を組んでピクトグラムを再現する演出やマスコットキャラのミライトワ、ソメイティを夜空に描く演出も検討されていたようで、リハーサル時には国立競技場周辺から複数の目撃談が寄せられていました。結果的に幻となった演出には、開会式で見たかったという声も聞かれています。
ゲーム音楽演出
SNS上で最も盛り上がったのは「序曲:ロトのテーマ」(ドラゴンクエスト)、「英雄の証」「旅立ちの風」(モンスターハンター)、「勝利のファンファーレ」(ファイナルファンタジー)、「カエルのテーマ」「ロボのテーマ」(クロノ・トリガー)、「Olympus Coliseum」「Hero's Fanfare」(キングダムハーツ)などゲーム音楽を使用した演出と漫画コンテンツをイメージした入場。
ドラゴンクエストの生みの親・堀井雄二さんは「オリンピックの入場曲にドラクエの曲が流れた時は、ボクも、うるうるしてしまいました。これまで35年走ってきたかいがあったような気がしました。素晴らしい楽曲を作曲してくださったすぎやま先生をはじめ、支えてきてくれた多くの皆さんに感謝です。ありがとう!!」とコメント。
入場曲の中でまさかのボーカル入りだった「イニシエノウタ」については、「ニーア」シリーズのヨコオタロウさんも「色々大丈夫なのか?と思いましたが、とにかく、アリガトウゴザイマシタ……!!」と反応。
エースコンバットシリーズのブランドディレクターを務める河野一聡さんは「えっ!エースコンバット!!!オリンピックの開会式にっ!えっ!嘘っ!なにそれっ!エースコンバット!エースコンバット!!!」と喜びを爆発させたほか、同シリーズの作曲を手掛けた小林啓樹さんも「エースコンバット、すごい! うれしい!! いやっほーい!!」とサプライズに喜ぶツイートを投稿。ゲームファンからも喜びの声が上がっていました。
24日に行われた柔道女子48キロ級では渡名喜風南選手が銀メダルを獲得。日本勢第1号、日本勢夏冬通算500番目のメダルとなるなど、勢いを感じさせる日本。今後もメダルラッシュが期待されます。
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