東北新幹線に大きな被害、運転再開のめどたたず　地震による運転見合わせ　JR東日本各管内の運行状況

橋脚の崩れなども確認。新幹線、東北・信越エリア在来線の多くで遅延、本数減、運休が発生しています。

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　2022年3月16日23時36分ごろ福島県沖で発生した地震（関連記事）により、関東、東北、信越エリアの鉄道で多くの遅延、運転見合わせが発生しています。

那須塩原～盛岡駅間で運転を見合わせる東北新幹線（写真：杉山淳一）

　JR東日本の東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線は多くの区間で運休ないし本数を減らして運行。特に、東北新幹線は白石蔵王駅付近で車両脱線の被害が発生し、那須塩原駅（栃木県）～盛岡駅（岩手県）間で終日運休。運転再開のめどはたっておりません（2022年3月17日10時現在、以下同）。

　JR東日本の公式Twitter「JR東日本【新幹線】運行情報 (公式)」によると、高架橋脚や線路設備への大きな被害も確認。早期の復旧に努めるとしています。

　山形新幹線は東京駅～新庄駅間の上下線で、秋田新幹線は東京駅～盛岡駅間の上下線で運転を見合わせ。在来線も東北本線、奥羽本線（山形線）、常磐線、仙山線、磐越西線、石巻線、大船渡線、釜石線、気仙沼線、磐越東線、陸羽西線など多くの路線で一部区間ないし全線で運転を見合わせています。

　ほか多くの路線で遅延、本数減があり、混雑も予想されます。